東京・築地市場移転:延期 豊洲に投資、数百億円 業者補償の必要も
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これは完全に間違った判断。そもそも建築コストか不自然に膨れ上がった問題は移転後検証でなんも問題もない。土壌水質汚染に関してはすでに剥ぎ取って十分なもり土がしてある。法的にはなんの問題も無いレベル。過剰品質にもほどがある。この辺は放射脳が騒ぎすぎ。それに反応しすぎ。事実上の無期限延期であり、移転を前提にして色々な手配を行なってる業者にもキャンセルフィーを払ったり莫大な経費がかかる。そして、いまの築地市場は古すぎる。防災上も衛生的にも問題だろう。行ったことある人わかるでしょ。明らかに豊洲より築地が危険だって。対策はされてはいるがアスベストだって残ってる。取り敢えず移転して事後検証がベター。
この様な問題が発生すると、すぐに1日あたりxxx万円の損害が生まれるという文章が新聞やTVで報道される。以前の道路の無駄な掘り返し工事は格段に減った。その様な中、全国各地で行われている一般道や高速道路の工事により発生している経済的損失が、毎日報道されているだろうか。工事が終了し、快適で便利な道路環境が生まれ、それまでの経済的損失が補われると皆分かっているから不満が出ないのではないだろうか。
築地の移転の反対、賛成意見の争点は、道路工事の様に目に見えないし、経験則もないので、何が公平で公正な決断になるのかが分からない。
しかし、小池都知事は、45%の得票率により誕生した。1日あたり700万円/日が正しい数字と仮定しても、都民の数1,360万人で割ると0,5円/人/日である。これ位の負担であれば、小池都知事に投票した有権者だけでなく、民主、共産党支持者達も、小池都知事がやろうとしている"精査"に賛成なのではないだろうか。すると、大多数の都民が、移転を延期して精査することに賛成していることになる。
色々な補償問題が持ち上がることは、小池知事ははなから承知の筈である。しかし、公約は公約として根回しもせずに実行する所からして、男には見られないどころか、男をはるかに超える胆力を感じる。また、その他の現状把握でさえ困難であろうと思われる異なる分野の問題を、とても早い速度で並列処理する能力も見事なものだと感嘆せざるを得ない。
また、都知事に就任してから、殆ど休みらしい休みを取ってないにも拘らず、TVで見る限り、疲れた表情を全くみせていない。
コミュニケーション能力も、歴代の都知事の中では秀逸であろう。英語も上手い。
それ故、築地問題については、権力の座についても、都民(市民)目線を忘れない小池都知事を当面は信用して、場内を知らない者達は、軽々に意見しない方が良い様に思う。
都知事よりも大きな目標があるのか、不要と思う雑音は意に介せず実に堂々と振舞われている様に感じられる。
話は築地移転問題からそれるが、小池都知事の様に、しがらみのない一般市民に選ばれた政治家が、日本ではなかなか盛り上がらない個人献金を増やすきっかけを作るのではないかと思えて来た。