日銀の保有長期国債の償却負担が8.7兆円に-マイナス金利後に急拡大
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注目のコメント
償却負担で日銀の収益が悪化したところで具体的にどんな問題があるのだろう。異例づくめすぎて、もはやよく分かりません。
【追記】総合トップ記事になってしまった義務感で日銀法を調べたが、剰余金の処分(国庫納付等)の定めはあるけど、どこをみても日銀が債務超過になった場合の規定がない…。
日銀への出資比率は日本政府が55%以上でないといけないらしく、増資(そんなのあるのか?)するとしたら引き受けるのは日本政府。
財政ファイナンスの逆噴射みたいでわけ分からん。
日銀が利益を出す方法には伝家の宝刀「通貨発行益」があるけど、マイナス金利下で発行益が計上できるのか?発行損失になる?
確かにこれで円安が進むなら日銀は為替勘定で利益が出せるけど、逆に言うと、今みたいな円安が進まない状況でのマイナス金利は嫌ですね。「アングロサクソンはあらゆる苦難に耐えることができるが、3%以下の金利だけは耐えられない」と言われたのは遠い過去のこと。超低金利が世界的に当たり前の「ニューノーマル」になってきていることを目隠している記事。先進国は押しなべてゼロ金利時代に突入しています。ゼロ金利、もしくはマイナス金利時代は今後、相当の長期間にわたって継続するものと思われます。
財政規律派が書く典型的な論評ですね。「出口以前に相当危うい状態」とのことですが、償却負担という片側だけ見て危ういと断じるのかよくわかりません。ただ、仮に危ういのであれば、マイナス金利を一旦取り止める代わりに日銀当座預金への付利を全廃するのも一つの手ではないでしょうか。そうすれば日銀は現状政策金利残高部分からの利息を受け取れなくなりますが、それ以上に基礎残高部分への利息支払いがなくなりますから、差し引きで負担は大きく減ります。市中の銀行はその分さらに収益悪化の懸念にさらされるでしょうが、日銀が危ういというのであれば、トレードオフで致し方ないでしょう。