[東京 26日 ロイター] - 東芝<6502.T>は26日、法人株主である日本トラスティー・サービス信託銀行から、不適切会計で損害を被ったとして119億9261万円の損害賠償請求訴訟が提起されたと明らかにした。

日本トラスティー信託は、今回の請求額は賠償責任額215億9746万円の一部であり、今後の訴訟の進行を踏まえ、請求を拡張する方針という。

東芝によると、訴訟は9日に東京地方裁判所に提起され、25日に東芝に訴状が届いたという。

同社は「今後、合理的に見積もり可能な金額を引き当て計上する予定だが、現時点では未定」としている。業績予想の修正が必要な場合は速やかに公表するという。