【ドーム安田秀一】大学スポーツ改革で日本を根底から変える
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注目のコメント
特集「ニッポンスポーツの岐路」をご愛読いただきありがとうございました。今回は取材を重ねながら切り口が深まり、また、取材で出会った人と他の取材対象者が思わぬところでつながっていたり、出会いの多い取材でした。皆様のコメントも非常に勉強になるものが多く、今後、ニッポンスポーツが少しでも良くなるような取材、執筆に生かしていきたいと思います。
日本のスポーツ界が産業化されておらず、ルールも明文化されておらず、ボランティアに近い形で、やりたい人が集まって、一緒にやりましょうよ。っていうレベルで終わっている事がよく分かりますね。水泳で言えば、アメリカの大学施設ではプロ選手や社会人もトレーニングしていますが学生と一緒にトレーニングする事はありません。全体のトレーニング時間もNCAAのルールで決まっているので、それ以上にやりたい人は大学の練習時間以外に自分でやります。当然学生ですから、基準の単位を取得していないと試合にも出れません。練習の時はヘッドコーチとコーチスタッフ、そしてトレーナーも常にプールサイドにいますね。この辺りのルールの明文化は選手と監督コーチ、部全体を守る為にも大切ですね。
アメリカで驚いたのがそんなに強くない水泳部同士の対抗戦でも地元ではテレビ放映されていた事です。アメリカの大学とその地域のつながりは本当に強くて、街をあるけば沢山の人が大学のロゴ入りのウエアを着ていますよね。メディアなどで断片的に伝わりがちな安田社長の考え方を知れる素晴らしい記事に出会えました。
大学スポーツ改革の構想については伺ったことはありましたが、よりコマーシャル化していく話だととんだ勘違いしていました。部員の怪我や犯罪の責任問題や監督の給与と部費の取り扱いなど、一見細かいと思われるも、成長にはとても大事なポイントであると認識できました。