アマゾンに楽天、激増するECは天使か悪魔か
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言うは易しなんだけど、やはり出荷波動が起こらないようにコントロールすることって荷主側でなんとかならないのかなー、といつも思う。
BtoBも同様の問題を抱えてるが、真剣に取り組めばある程度は物量波動を抑える仕組みは作れる。当然お客さんとの調整が発生するので、営業サイドが頑張らないとできないのだが。実際に出荷が重なる日に必然の物量てそんなになくて、どうにかできるパターンがほとんどというのが実感としてある。
toCのECだって同様で、実際にクリスマスやらに注文することが必須かと言えばたぶんそんなことはなくて、事前にオーダーしたらインセンティブがあるみたいな形で分散させる仕組みてなんか考えられる気がするんだよなー。
当然宅配会社とECが協働で取り組まないと解決しないけど。ECからしたって、長期的にみたら波動によるコストは単価に含まれてくるわけだから、真正面から向き合うべき問題と感じる私の住んでるマンションでは、朝9時過ぎから宅配業者が立て続けに来て、宅配ボックス争奪戦になっています。
宅配ボックスの設置をより普及させることも必要でしょうが、商品購入時に時間指定をした人が受け取れないときに安易に再配達を認めるのではなく、宅配物取扱店等に取りに行かせる、あるいは再配達の有料化等を検討してもいい段階に入っているのではないかと思います。
当日配達、一時間以内配達、送料無料が当たり前という構造では、宅配業者の従業員の雇用環境を守るという観点からも限界に来ている気がします。「消費者が○○すべき」という論調は違和感。結局キャパが一定なのだから、ピークの日に無理であれば引き受けないということだし、そうすればどうしてもその日に届けたい人は売り手か買い手が追加コストを負担するようになるのが市場原理。再配達についても、事業者側が有料化なりのプランを提示し、それを受け入れるか受け入れないかは消費者の自由でしょう