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Tanaka Tomomiさんのコメント参照。

私の博士課程の同期も、国際機関や政府機関、企業、コンサルティング会社に多くが転身していった。収入も教員の2倍3倍は当たり前、自分の興味のあるトピックの最先端の情報と現実に触れて仕事をすることができるし、そのポジションで、大学の研究者と共同プロジェクトを進める人もいる。いろいろな生き方が生まれていて、そういう道を選択することも、十分以上に魅力的な状況ですね。あぶれた、という言い方は、ちょっと違うかなとも。

さらにいうと、普通の会社もそうですよね。平社員で入社したら、長年、丁稚奉公で上司のために働かなければならないという状況は、じつは多々あります。普通の会社に入社して、有名企業の次長、部長などに上がれるのは一握りです。准教授、教授というのは、私のイメージでは、次長、部長というイメージですので、そう考えると、少なすぎる管理職枠、というのは別に教職に限った話ではありません。
高校球児みたいにきっぱりやめる仕組み重要.
研究は資本主義だし,アスリートや芸能やアートと近しいから熾烈な競争の末にほんの一握りしか到達しない.でもそれでいいと思う.
日本でも大学院重点化以後、多くの大学院生が生まれ、競争は激化している。ぼくがおよそ10年前に受けたある大学の助教で倍率約90倍、最近ちらっと見聞きしたある任期付きポストで200倍とか…。日米の違いでいうと、日本では大学業界の外に、高度専門教育を受けた人材のキャリアが乏しいことだろう。ようやく中等教育において、博士学位をもっている場合、教員免許を必要としない地方自治体が出てきたり、企業が博士人材の採用を開始したといったところ。
理論物理学のようなハードサイエンスの場合、博士号を取得後2、3年任期のポスドクを数回繰り返して教授職に就くのが研究者の基本的なルート。一度目のポスドクはそれほど大変ではないが、2度目以降はポスドクの職を探すのも簡単ではない。我々の業界では40歳代どころか、50歳でポスドクも出始めている。また、一口にポスドクといっても無給からプレスティージアスなフェローシップ(例えば、僕らの分野でいえばアインシュタインフェロー)のポジションまで色々ある。記事にあるように、教授職に就くためには実力と実績があるのは大前提で、その上で忍耐力と運が必要になる。教授職に就いたあとでもテニュアや研究資金の獲得で常に競争にされされているのが普通。科学研究において競争は古今東西全世界的な傾向。なぜならば、競争がサイエンスを前に進めるからだ。特に潰しが効きづらいハードサイエンスの研究者を目指す人はそういう現状を早めに知っておくことが大事。琴坂さんや西田さん、Tanaka Tomomiさんのコメントにあるように、研究分野によっては大学教授以外の選択肢があるのは朗報だろう。
東大工学部時代の同級生でも博士号取得した知り合いは結構居るけど、そこから30代後半にして准教授になっているの一握り。私の場合、中高の同級生に30そこそこで東大の理論物理の准教授になって、この前教授になった立川君という天才が居たから、学者の道を早々に諦められてよかった。
ほんと邪魔でしかない
博士号を取る時間とコストが十分にリターンを生むか?それを計算すると、安易に勧められる道ではない。ぼくがアドバイスできるのは、博士号を取ろうとするほどの頭脳があるなら、自分で計算して決めなさい、ということです。
競争を激化させれば、格差が出るのが世の定め。一方、終身教授職に就けない人も生活を送る必要があり、結局ビジネス界へ転出しやすい分野に人が集まってしまう。
経済合理性で判定すべきでないのがアカデミアの世界でもあり、過度の競争は衰退を意味するのではと懸念する。