残業ゼロならイクメン42% 20代既婚男性、民間調査
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注目のコメント
「キツイ仕事」と「未婚・未産」の関係、確かにあります!
ただ、では社会が「残業ゼロ」に向かえば、未婚・未産が減るかといえば、必ずしもそうとは言い切れない…それは、おもに3つの理由からです。
◆1、残業を減らせば「収入が減る」こと。
=いまや残業代を中心とした「所定外給与」は、平均年30万円超。生活のため、ここを簡単に減らせない層も多い。
◆2、「人口減少、人手不足」の問題。
=今後、AI等の進化がマンパワーに代わると期待されますが、15年で「954万人」と見られる人手不足を補うには、まだ遠い。
◆3、残業が減っても、その時間を「婚活、子作り、育児」に活かすとは限らない?
=「子作り、育児」については、期待できると思います。
…が、未婚男女がその分を「婚活」に充てるかといえば…ここは難しいと思うんですよね。順序が逆ですね。
「残業ゼロになってから、イクメンを目指す」のではなく、イクメンとして「家事育児に当事者として参画するならば、残業ゼロを当然目指す必要がある」。
物理的に関与する時間を増やすには、長時間労働が前提の働き方ではとても成り立ちませんから。