なぜストリンガーをソニーのトップに選んだのか
NewsPicks編集部
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申し訳ないが、金曜日夜の焼き鳥屋で、おじいちゃんと孫がビールでも飲みながらする話のような気がした。成功談だろうが失敗談だろうが昔話は参考にはなるが、それはあくまでも徹底した検証か深く突っ込んだ分析があっての話。
出井さんが分離した製造小会社をファンドで買収し、そこにMBIの経営者で行ったことがある。当時のソニー、そんなに綺麗事では回って無かったですよ。
堀江さん、嫌がられる位もっと突っ込んで!応援します。なぜストリンガー氏をCEOにしたのか?
ソニーの命運を決めたトップ人事の話ですが、彼はCBS出身で苦手なエレクトロニクスに口を出す訳がないから、と言う理由に失敗の本質を見たような気がします。
確かにストリンガー氏は、優れたテレビプロデューサーであり、CBSの社長にまでなったコンテンツ業界においては超一流の人物でしょう。
しかしソニーの本質は、有名な設立趣意書にもあるように、「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」だったはずです。
ハードからコンテンツへという時代の流れや、グローバル化にばかり目を奪われ、変化こそが至上だと考えて、自社の本質とはかけ離れたトップを据えてしまった事が、ソニーの凋落の要因であったのではないでしょうか。ストリンガー氏とオックスフォードで、数人の同僚とともに会食したことがありますが、最も大きな問題と感じたのは、デューデリジェンスの不足。彼いわく、ほとんど議論することなく、いきなりオファーが来たと。公開情報で確認してもそうかれはパブリックに言っているのでそうだろう。ここで書けないことも多く聞いたが、そういうものではないと悲観に暮れたことだけ覚えている。