米開発企業を直撃。ポケモンGO担当者が明かす、誕生秘話

2016/8/16

社会現象化したポケモンGOは、技術的に何がすごいのか。今後のビジネスモデルの可能性は。知られざる開発秘話から次の展開まで、米開発企業ナイアンティックでポケモンGOの立ち上げを担当した、川島優志氏へのNewsPicks単独インタビューをお送りする。

きっかけは「エイプリルフール」

──まずは日本での配信、おめでとうございます。ここに至るまでの苦労や、配信後の安堵感など、今の心境をお聞かせください。

全世界で予想以上の反響をいただきました。ここまで多くの人に受け入れてもらえたことに我々も驚いたし、ポケモンという日本の誇る知的資産が、どれだけ世界中の人に愛されているのかと改めて感じました。

コメント

注目のコメント

• 川島 優志

  Niantic, Inc. アジア担当副社長

  ・2016年08月16日

  インタビュー記事、ありがとうございます。
  初期のエピソードで印象に残っているのは、石原社長や増田順一さんが米Google本社にミーティングに来られた際、ロビーの受付にポケモンクラフトが並んでいて、それは仕込みでもなんでもなく、たまたま受付が本当にポケモンファンでライブで作っていたという…。このプロジェクトにはそうした楽しい偶然がいくつもあり、それが積み上がって前進していった気がします。
  きっかけになったエイプリルフールの動画、懐かしいですね…。
• 池田 光史

  NewsPicks CXO

  ・2016年08月16日

  特集第２回は「ポケモンGO」を開発した米ナイアンティックの川島優志氏への直撃インタビューです。米在住かつ日本でのリリース後で忙殺されている中、無理を申し上げてなんとか実現致しました。ポケモンGOで実現したかったことは何だったのか、開発秘話から今後の展開まで、素朴な疑問をぶつけます。
• 占部 伸一郎

  コーポレイトディレクション Managing Director

  ・2016年08月16日

  噂のエイプリールフール動画初めて見ましたが、すごい完成度で、この世界観のかなりの部分が実現していて、極めてクオリティの高い企画書になっているのがすごい
  現在、みなとみらいではポケモンのイベントが開催されていて、先週末に行ったときはおいも若きもピカチュウの帽子をかぶった人が町にあふれていて異様な雰囲気でした。また、JRでは毎年恒例のポケモンスタンプラリーが開催されていますし、これだけのIPを生み出したということが改めてすごいことですね