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お盆真っ只中の本日より、特集「ポケモンGOとゲーム革命」を開始します!

ポケモンGOを機に、改めて最先端テクノロジーや広告マーケティング、新たなビジネスモデルからカルチャーまでが交差する「総合見本市」としてのゲーム産業の世界を、じっくり見ていきたいと思います。
ポケモンGOは、既に従来の意味でのゲームですらないかも知れません。

つまり、「ゲーム性」が価値の中心にない。
従来のゲームは、何らかの勝ち負けや、位置ゲーにおける縄張り取りなどの目標達成のタスクと言う構造になっていて、そこに様々な記号が乗っかって価値を形成していた。しかし、ポケモンGOは、生活感覚の中における「徘徊して小動物捕獲本能」みたいなものをくすぐって、そこに従来のゲーム性(レベル上げ、バトル、コンプリートなど)を導入しているのではないか。

だから、ゲーム論として語ればポケモンGOは大したことないと言う結論にしかなり得ないし、前からある位置ゲーだとか、ARの応用例として「リアルとバーチャルの融合」みたいに論じてみても、単純な延長は出来ないと思う。
ゲームが従来の「ゲームの枠を超えて「広告メディア」として成立していく過程に立ち会っていることにとてもワクワクしている。
ゲームはもっと多くの社会的意味合いを持ちそう。ゲームの未来もこの連載もとても楽しみだ。
位置ゲームの持つリアルビジネス可能性については、地域活性化を含めて既に「コロニーな生活プラス」が4〜5年前から証明してくれていた。
参考:http://toyokeizai.net/articles/-/8901

それを
①Niantic(Ingress)がグローバル×グローカルに持つ技術基盤
②ポケモンというグローバルに通用するIP
でMaximizeしたのがポケモンGO、というイメージ。

このビジネスインパクトを「ポケモンGO」単体で捉えてはいけない。皆さんお気付きの通り、パズドラが一斉を風靡した後、類似ゲームが後を絶たなかったように、今後、世界中のIPホルダーがポケモンGOライクな位置ゲーを出し続けるでしょう。さすがに任天堂は排他契約を結んでいるでしょうから、Ingressとのコラボは叶わずとも、同様の技術基盤をつくれる会社は他にもある。そう、冒頭にコロプラ社を引用した通り、日本にもね。

既にコロプラ社に対して複数のIPホルダーが話を持ちかけているはず。その逆かもしれませんが。

ゲームがリアル経済にインパクトを与えるだなんて、生粋のゲーマーとしては、ワクワクせざるを得ませんね。
他のゲームはスマートフォンを観ながら楽しみますが、ポケモンGOは現実世界を観ながら遊びます。イングレスがローソンや伊藤園、ポケモンGOがマクドナルドや被災四県と提携したように、これからはゲームが人と社会の関わりを変えることでしょう。
熱狂が少し落ち着いたところで立ち止まって考えるにはいいタイミングですね。個人的にも、先日インターンに来た学生たちには自分より上のレベルの人はいなかった程度にはやりこんでいるので、そろそろビジネス的な意味を考えないと単なる仕事してないゲーマーになってしまう 笑
個人的に気になっているのは、このヒットは特殊な遊び方の個別タイトルのヒットに過ぎないのか、ゲームに新たなジャンルを確立したということなのか、はたまたもっと大きな変化の一端を表しているだけなのか
広告にしても新たな市場を拓いたことは間違いないですが「特定タイトル内の広告」に閉じるのか、あの地図が何らかプラットフォーム的進化を遂げるのか
ああいう仮想空間がゲームごとに用意されるのであれば、単発で終わりますが、あの世界の上に様々なIPや機能が加わっていけば、「あっちの世界」を総取りできる可能性もあるように思います
その辺も考えながら楽しみにしたいと思います
Ingressが持つものは、第四のプラットフォームとでも呼べるのかなと感じています。

ゲームセンターという物的な箱。
コンソールという処理能力。
ゲームポータルというトラフィック。
そして物理空間上のポイント情報。

これをプラットフォームとして開放し、それぞれのゲームのアクティビティでさらにそれを磨き込んでいけば、このバリュエーションも実態を伴うようになるかもしれません。

まだ他のプレーヤーも充分追いつけると思いますが。
キーホールの買収覚えてるなあ。そこからポケモンGOに繋がるとはね
位置情報を利用したターゲティング精度は、ものすごい勢いで進化してきている。
すでに、郵便番号レベルのユーザー居住地判定による広告配信は行われています。
参考:DAC、郵便番号単位でのターゲティング技術開発~DSP「MarketOne」活用した広告商品リリース
http://markezine.jp/article/detail/24474

ポケモンGOで取得した個別のIP情報をもとに広告配信できたら、さらに詳細な行動特性にあわせた広告配信も可能になりそうです。
位置情報ゲームの一番良い形を示しましたね。これは観光とも相性が良いので、今後様々なタイトルがリリースされると思いますが、積極的に活用していきたいところです。
この連載について
VR(仮想現実)やAI(人工知能)技術など、医療や軍事、脳科学などの分野で研究される最先端テクノロジーが、最初に商業化される稀有な世界ーーそれがゲーム産業だ。そうした中、かつてゲーム産業のトップを走っていた日本は今、存在感を薄めつつある。果たして人類とゲームが織りなす未来は。そして、日本勢はどう戦うのか。
Niantic, Inc.(ナイアンティック)は、アメリカ合衆国の企業である。モバイル機器を用いた位置情報アプリや位置情報ゲームを製作している。 ウィキペディア