【小林×横山】スピーチは、説明ではなく人の気持ちを動かすこと
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「人の心を動かすこと」「心のこもった握手」。AIやロボットが出来るようになるには、かなり時間がかかると言われています。それを再認識できる記事でした。
AKB48横山由依さんとの対談後編。横山さんにわかりやすくなるよう、アイドルと政治家の共通点を探しながらの対談でした。
国会議員の役割として法制度・税制等のルール整備がありますが、これも人の気持ちを前向きにするためのものだと考えています。
努力すれば報われる、まず自分で頑張ろうという自助の気持ち。足りない部分は互いに補い合っていこうという共助の気持ち。
フェアなルール整備をすることで前向きな意識になりやすい環境をつくっていきたいと思います。
そして、そのルール整備の意義と描いたビジョンを共有する力も政治家には必要。
なのでスピーチは重要だと考えています。
横山由依さんは歌とダンスと頑張る姿で、みんなを元気にすると。
私はフェアなルール整備とメッセージで、日本を前向きにしていきたいと思います。
※リンクの麻野さんがピックアップしてくださった下記の部分はずっと思っていることです。ドコモ時代にリンクの方々と仕事をしたことも糧になっています。
以下本文から
学校では「とりあえずいい大学に入りなさい」「いい会社に入りなさい」と言うだけで「その先どう生きるか?」を教育してない。
途中で「アイドルになりたい」なんて言うと、「将来があるんだから、もうちょっと考えなさい!」と止められてしまう。
でも、僕は別にいいじゃないかと思うんです。それで失敗したら、もう1回学校に入ればいい。横山さんも、もしかしたら30歳でアイドルを引退して「大学に行ってみようかな」と思うかもしれない。そういう社会になったほうがいいなって思ったんです。私は就職活動で財閥系総合商社とリンクアンドモチベーションで迷った際には色々な大人から「潰しが効くのは商社だから、将来の可能性と選択肢を広げるためにも、商社に行った方が良い」とアドバイスされました。
中学受験の際には「この中高に入れば、行きたい大学に行ってやりたいことが勉強できる可能性と選択肢が広がるから」と言われ、大学受験の際には「この大学に入れば、行きたい会社に入ってやりたい仕事ができる可能性と選択肢が広がるから」と大人から言われました。
ふと、「あぁ、今やりたいことに挑戦しなければ、50歳でやりたいことを見つけたとしても、定年まで働くと、退職金もらえて老後の選択肢や可能性が広がるかもしれない」と考えているんじゃないかと思い、やりたい仕事だと直感的に思えたリンクアンドモチベーションへの入社を決めました。
その時の決断の是非は別にして、周囲の大人が全員同じアドバイスをしてくる状況は異常だと思います。この国のシステムが、いかに挑戦しない方にインセンティブが働くように作られてきたかが分かります。
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学校では「とりあえずいい大学に入りなさい」「いい会社に入りなさい」と言うだけで「その先どう生きるか?」を教育してない。
途中で「アイドルになりたい」なんて言うと、「将来があるんだから、もうちょっと考えなさい!」と止められてしまう。
でも、僕は別にいいじゃないかと思うんです。それで失敗したら、もう1回学校に入ればいい。横山さんも、もしかしたら30歳でアイドルを引退して「大学に行ってみようかな」と思うかもしれない。そういう社会になったほうがいいなって思ったんです。