【単刀直言】石破茂・前地方創生担当相が語る 「首相になりたい心境理解できない」「ならず済めばいいが未来永劫続く政権ない」
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石破さんについては「知」と「理」の印象が強いです。経営者では、パナソニックの津賀社長を思い出しました。
「理」については、記事中でも、義理人情より理屈とお話しされていますが、まち・ひと・しごと創生本部の中では、KPIやPDCAといった経営用語が普通に使われていたのに驚きました。
それを支えるための「情報支援」と「人的支援」。1988年の「ふるさと創生」から繰り返されてきたのは「補助金」と「丸投げ・コピペ」ですが、何が問題なのかを関係者が事実に基づいて理解し、独自性のある施策に落としこむ。そのための仕組みが整備されました。
「知」については、豊富な読書量と得られた知恵を現地で確かめる行動力。毎週金曜のブログで、そのごく一端を見て、凄いなあと思っていました。
私が総務省のしごとで訪れた場所は、ほぼ全て石破さんの足跡がついていました。例えば、会津若松は地方創生の重点地域に認定された後、IoT、BDのフロントランナーになっています。
「理」と「(現場に基づいた)知」は、コンシューマ領域からB2Bへと舵を切り、世界中を飛び回って顧客と話し、事業を体系化していった津賀社長を思い出させます。
ただ、こういったタイプは、リーダーとしてタイミングを選ぶのかもしれません。
*石破さんとは直接仕事をしたわけではないので、私が見聞きしたことに基づいた感想です。このインタビューで私が石破さんに強く共感する点は二点。
①『政策は官僚と違って有権者に責任を負う政治家が自分たちで作らないといけない。私が会長の水月会(石破派)はそういうグループです。』←政策は政治家がつくるもの。派閥は政治家の互助会では意味がない。
②『「政治は義理だ、人情だ」って言われると「そっすかねえ?」と思っちゃう。』←政治家同士の義理人情で政治をやられたらたまらない。それは単なる馴れ合い政治であり国民不在。義理人情は国民全般(決して自分の特定の後援者ではいけない。政策が堕落するから)に対してあるべきものと思う。