日本勢VSグーグル、マイクロソフト「機械翻訳最前線」
NewsPicks編集部
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情報通信研究機構(NICT)のVoiceTra、NTTドコモ、シストランらが組むみらい翻訳など日本勢は、分野にしぼりその精度を追求する一方で、マイクロソフト、グーグルはディープラーニングに移行し、その専門家をごっそりと抱える。
一方日本勢はパナソニックなど、機械翻訳デバイスの開発に意欲的な会社も。
現状で、私が試した限り、VoiceTraの翻訳精度は凄まじい! かなり正確で、感動します。NICT(情報通信研究機構)のボイストラを取り上げていただき、ありがたいです。競争が激化しつつあるこの領域で優位にたっている理由の1つは、データのため方です。自動翻訳では「コーパス」と呼ばれますが、この構築を当初「観光」に絞り込んで、データの質を高めました。今は「医療」などに拡大しています。
今後の方向としては、コンシューマ領域より、ビジネス領域を強化した方がいいのではと、個人的には感じています。例えば、ボイストラは特許庁で特許データの翻訳に試験的に使われており、成果を上げつつありますが、B2Bの方が質で勝負しやすいと思います。
あと、スマホで無料のアプリがありますので、ぜひ使ってみてください。精度の高さを体感いただけると思います。きっと翻訳は細部に神様が宿ると思う。データの少なさは大問題だけど、意外と日本語と他の言語という考え方だときっと大規模に多言語でやっていては拾いきれない細かいことに気がついて、日本のやり方がうまくいくかもしれない…と思うしか無いかな…