「ふるさと納税」アディダスやジェラートピケなどアパレル5社が返礼品提供
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注目のコメント
ふるさと納税はモノ消費よりコト消費向きだと思う。ウチも大樹町のふるさと納税でロケット打ち上げ観光ツアーとかやってみたいなー
個人的にはアディダスもジェラートピケもジョンマスターオーガニックも大好きだし私の日々を豊かにしてくれているアイテムで感謝しています。でも、それがふるさと納税となると、それは違和感があります。
もちろん記事内にある「寄付者の感覚の変化や自治体の制度に対する人材不足、風評被害の問題により市への寄付額は年々減少」という南相馬市が抱える問題を改善するという考えはとても理解できます。この記事の内容だけだと「ファッションから出来る新しい復興支援のかたち」の趣旨がわからないので、もっと深くその意図を知りたいです。寄付金の控除枠が大きいとはいえない日本なので、故郷を懐かしむボランティア精神旺盛なお金持ちの気持ちを思えばふるさと納税が一概におかしいとは言わないけれど、年金暮らしの年齢になったオッサンは、何か変、と感じないでもありません。
1000億円集めて地元の特産品がたとえば300億円返礼されるとすれば、その多くは多分、実質的な税収のマイナスです。別なところでいずれ増税に繋がります。寄付する人が買い物感覚でやっているなら尚更です。返礼品がふるさとと関係ないなら故郷を懐かしむ気持ちさえ怪しくなる。昨年は前年の5倍という勢いで増えていますから、影響はますます広がります。
東京、埼玉、千葉、神奈川からの寄付が約半分。都市から地方へ税を再配分する必要があるならば、たとえ反対を押し切っても明示的にコンセンサスをとって行うのが政治の責任じゃないのかな。お金持ちのボランティア精神、ふるさとを思う自主的な行動の後押しなら、せめて税収減につながる返礼品はなくしませんか。うーん、2000円の負担で何十万円分も返礼品が貰えるはずの我が国の指導層の賛成は得られないだろうな ^^;