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テクノロジーが変える外交。シンガポールとマレーシアの水協定

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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    外交と資源と言えば、石油や天然ガス、金といったものを思い浮かべがちですが、水も重要であることがシンガポールとマレーシアの関係から分かります。日本のように水系が豊かでかつ浄水・下水技術の水準が高いとなかなか気が付きません。

    1960年代は圧倒的にマレーシアが有利な条件を持っていましたが、40年の時を経て、シンガポールはテクノロジーを活用して水を自給する方向に舵を切りました。水の供給をどうにかしよう、という考えは、1970年代からありましたが、それが形になるには2000年代になってからです。

    シンガポールにはニューウォーター・ビジターセンターがあります。ネットからすぐに訪問予約ができ、外国人や観光客でも簡単にいけます(無料、1時間程度)。私は昨日の朝いちで訪問し、この記事に使用した写真もセンターで撮影したものです。

    バナー写真に使用したニューウォーターのペットボトルはビジターセンターに行くとお土産で貰えます。街中では手に入らない非売品で、100%ニューウォーターはここでしか飲めません。

    ニューウォーターのプラントを開所したときに、当時のゴーチョクトン首相が一気飲みパフォーマンスをして「美味しい!」とやっていました。

    私もお土産でもらったものを飲んでみましたが、ごく普通の味で問題なく飲めました。元々が下水なので、イメージ的に躊躇しましたが・・・聞くところによると、過去に比べて味はずいぶん改善されたとのこと。

    ビジターセンターへの交通はタクシーが便利です。センターからタクシーも呼べますので、帰りの足も心配ありません。シンガポールにお越しの際には、普通の観光地以外の場所として、社会勉強にもなりますので、オススメです。日本企業の技術も使われており、旭化成製の部品も展示されていました。

    New Water Visitor Centreの予約は下記から
    https://goo.gl/WHwWCQ


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    シンガポールの「ニューウォーター」は有名ですが、マレーシアとの協定については知りませんでした。そんな背景があったとは。
    マレーシアではジョホール川汚染により水資源は豊富なのにシンガポールから浄水を輸入せざるをえない状況にあるとのこと。こうしたニュースが続けば水ブーム再来の可能性もありますね。

    そういえば数年間に日本で「水ビジネス」ブームが起きたとき、シンガポールのHyfluxの名前がよく出ていました。政府の「ニューウォーター」計画で大きく事業を伸ばし、現在は中国などでも事業展開。海水淡水化のプラントでは東レの逆浸透膜を使ったものがあったと思います。


  • シンガポールのアキレス腱と言われている水問題ですが、マレーシアとは微妙なバランス感でなりたっているんですね。2061年までにはシンガポールもテクノロジーで水問題を解決するために必死で取り組むでしょうね。そうした動きは下記を合わせて読むと理解が進みます。

    シンガポールの水問題への取組み
    http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83219290W5A210C1000000/


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