大塚家具、最終赤字43億円に拡大 16年12月期
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注目のコメント
昨対が7月は少し回復したが、昨年7月が6月より悪かった事の影響だろう。家具は買うつもりで来る商品だから、接客きちっとすればクロージング出来る。それをセルフ化すると買い回りが増えるだけ。買い回り商材と位置付けるなら、もっと顧客の近くに立地させるか広告宣伝を打たないと客数が増えないだろう。立地戦略と接客方針の不整合が大きい様に思う。
下方修正のリリース文のなかには、今後は円高還元の値下げを強化して巻き返しを図ると書いてありますが、高級家具の安易な値下げは諸刃の剣です。
大塚家具の従来方針は、円安を受けての値上げは適宜やっていくけど、円高だからといってすぐには値下げしないというものでした。
ルイヴィトンとかロレックスみたいなラグジュアリーブランドの価格戦略も同じ。円安での値上げはやるけど、円高だからってすぐに値下げはしません(最近のカルティエの値下げは異例)。
限られた富裕層相手の商売では、値上げにはクレームが来ませんが、値下げに対しては改定前の価格で購入した顧客から「損をした」というクレームが入るからです。
値下げをすると客から苦情がくる。普通の商売とは真逆です。
このことは久美子さんもよく分かっていたはずですが、商品ラインの入れ替えを図ったのと、短期間で結果を出したいという焦りからか、お詫びセールなんかをやり過ぎた感があります。
彼女は孤立無援で戦っている印象もあるので、誰か適切な助言ができる参謀が必要なのではないか。厳しいですね。。。
家具は1年に1回も買いません。
だからこそ買うときは買うと決めて行くので、店への入りやすさとかは不要なのかもしれませんね。
それよりは店に入ってからの「もてなし方」の方を重要視すべきなのかも。
お父様の会社に異動された方の能力が無くなったのも大きかったでしょうね。
今後の大塚家具に注目したいと思います。