日産、車向け電池事業撤退 中国勢と売却交渉
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凄い決断ですね。日産の電池パックは独自の技術の塊で、すべてのセルにIDがあり、どの車のバッテリーがトラブルを起こしても、セル単位で製造工程の見直しができるようになっていたかと思います。
肝いりでやってきた電池事業を売却するということは・・・。
まあ、元々日産のEV事業は、ゴーンがハイブリッド事業を停止させていたので、リーマンショック後のエコカーの目玉がなかった日産が、株主総会を乗り切るために打ち出した、と私は解釈しています。その意味で一定の役割は果たした、ということなのかも知れません。憶測です。
電池で勝負するのはコモディティ化して難しいことや、航続距離や価格の問題、利益の低さ、というのはやる前からわかっていて、私は最初から儲からないということはある程度織り込み済みだった、と思います。ただし、本気度を出さないと1台あたり100万を超えるありえない補助金もつかないので、ディーラーに急速充電つけるなど、株主対策とは言え少ないとも表向きはガチ。私の憶測が正しければ、騙すのも身内から。あれだけの目標をぶちかましておいて、路線変更できる、この辺りがゴーンの凄い所ですね。
まあ、2011年、「光の道構想」で敗北し、震災時のつながりにくさで批判が集中しかねなかったソフトバンクが、再生可能エネルギーの盟主的な役回りを演じることで投資家の批判をかわした(と私は解釈している)、ことと似ていますね。大手メーカーで無い普通の人がEVを作る時、購入可能で信頼性のある電池がAESCと東芝のSCiBだったそうです。パナソニック、テスラ、BYD等の大量生産にもはや対抗できないと踏んだと見ています。トップメーカー以外は自前主義を捨てたという点でも、大変示唆に富む決断でもあります。
規定線だと思う。これまでもPickしてきたが、合弁のAESCがあるなかで、ノートEVのバッテリーをパナに取られたり(①)、LG Chemからの調達交渉(②)もこれまでされている。売却してもNECは持ち分を維持するということだろうか?例えば記事に交渉しているとされているパナが買収したとしたら、100%の子会社もあれば、トヨタとの電池合弁のプライムアースEVもあるし、そこにこれも入る?色々資本構成含めてシナジーが発揮しにくそうな構造にならないだろうか…
①https://newspicks.com/news/1372914?ref=user_100438
②https://newspicks.com/news/619714?ref=user_100438