グーグルとグラクソがつくる、730億円の「バイオ電子薬」企業
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カルヴァニー社は、体内活動電位をモニタリングし、糖尿病、喘息、関節炎等の慢性疾患の病状変化をいち早く捉えることが可能な埋込み型小型デバイスを開発しようとしているとの記事。
一例として、ペースメーカーは脈拍が遅くなる不整脈に対して心臓に電気刺激を送ることで、不足する脈拍を補充ものです。多機能なものには、心収縮のバランスを調整したり、致死的不整脈に対する除細動(電気ショック)機能を備えるものもあります。
そして、これまではワンドと呼ばれるコンピューターのマウスのようなものをペースメーカーを埋め込んだ部分に体表面から当ててコンピューター側からペースメーカーの設定を変更するのですが、今はワイヤレス通信でこれが可能です。
生体情報を身体から発信するだけではなく受信し、治療に生かす時代。進化するテクノロジーの恩恵を受ける一方で、イージーなミスが重大な結果を引き起こし兼ねない恐さもあります。体調、しかも症状別の見える化がリアルタイムで行え、問題を放置することなく、その場で問題解決がどんどん進んでいく。今後は症状悪化の予知も精度よく行えるようになるのでしょうか。グーグルには、人間も工場や自動車と同じに見えているのでしょうか。
タイトルが間違い。バイオ電子「薬(クスリ)」じゃなくてバイオ電子「機器」。IoTというよりIoH(インターネットオブヒューマン)に近い、対内に小型デバイスを埋め込んで、体調や病気をモニタリングする。