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結果の不平等より機会の不平等が、世界中の中間層や下層の不満になっている。これは今後の日本でも大きな問題になっていくだろう。

一方、エリートは今のままがいい。頭がいいので、搾取も相続税逃れも得意だし、自分達に有利なルールを政治家に求める。
でも、歴史を見ると、行き過ぎた格差社会は革命でエリートの首が跳ねられるし、大き過ぎる世襲は可愛い息子がバカになることも多い。

エリートvs中間層というより「本当に頭が良いとはどういうことか?」は、エリートも含めて考えてみる必要がありそうだね。

ちょっと幸せ、なが〜く幸せ❤️
エリートvs.中間層の対立は予想以上に深刻でした。エリートは数では少ないので、選挙で負けるのはある意味、必然です。
経済成長とインフレが続いていた時代は、多くの人たちが生活に対する不満を持っていなかったのでエリート層に対する風当たりは厳しくなかった。

しかし、昨今の経済成長の鈍化によって一般市民の不満がエリート層、富裕層に向かっています。
ネットの影響が大きくなっているのもその動きに拍車をかけています。

エネルギー価格の低下や経済成長が堅実な米国では「上位1%」に対する攻撃が下火になっています。
ウォール街占拠の時の原油価格はバレル100ドル以上で、庶民の生活を苦しめていました。
世界中で浮かび上がってきた様々な対立をどのような切り口で整理したら良いか。難しいところですね。
そうした新しい対立軸の端的な例は、世界で最も大きな富を獲得した米国シリコンバレーの「リバタリアン」と「ポピュリスト」である共和党トランプ候補でしょう。

勝手に予言しますと、NPのこの特集は前者(リバタリアン)を擁護する方向で進むのだと思います。
リバタリアンの主張というのは、「資本主義が跋扈していく結果として経済格差が拡大したとしても、機会の平等が確保され、権力の腐敗が防げてさえいればフェアであるため、格差もまた致し方なし」とする考えです。
この連載は冒頭から教育等による「機会の平等」がいかに担保されるかという問題提起をしていますので、この時点ですでにリバタリアンの主張に乗っかっています。

「エリート」という言葉についてですが、日本人が一般的に「エリート」と言う時には、「霞が関の高級官僚」とか「一流大卒の東海岸系サラリーマン」なんかを無意識に想定します。
つまり、日本社会における伝統的な「エリート」とは、学歴偏重社会における勝ち組のことであり、一流大卒というパスを手にした者たちが進む高級官僚とか一部上場企業の新卒社員(+終身雇用)のような存在です。

こういう日本の伝統的なエリートというのは、ダイナミズムに乏しい社会における既得権益者であり、同じ勝ち組でも、グローバル資本主義の中で躍動する米国のリバタリアンたち(ピーター・ティールのような人たち)とは区別されるべき存在と見なされます。
世界中で顕在化している対立のなかで保守主義やポピュリストが敵視している相手はまさしく後者(米国のリバタリアン)であるため、彼らを「エリート」という和製英語で呼ぶことには拭いがたい違和感があるのだと思います。

凋落していく中間層の敵としての「エリート(?)」の正しい定義は、「国境を越えた市場化(この国境を越えるというのが問題の本質)によって無尽蔵な資本主義の拡大を進める資本家と、それを容認する政治家や思想家(新自由主義的な経済学者など)から成る集団」といった感じでしょうか。
この定義には日本の官僚は含まれません。
単に古い価値観に固執してるから損してるだけやん。収入多いから単純に幸せなわけではないしね。
ロールズの『正義論』から続く資本主義における分配論のあり方の問題が、近年ではスティグリッツやピケティーが指摘するように“現実の”問題として世界の成り立ちを揺るがすところまで来ています。(多少畑違いのチョムスキーまで先鋭的に指弾しています)

グローバルでの国家間の“軋み”も、各国内の“軋み”も、彼らが指摘する通り「格差」が主たる原因であるのは間違いないと感じます。
特にその格差が固定化してしまう政治の仕組みこそが問題の核心なのですが、その政治の仕組みをどう変えるか/変えないかのを、実質的に握っているのが勝ち組(エリート)なので、仕組み自体の変革がなされず、格差の拡大が続いているわけです。

オルテガの『大衆の反逆』を参照せよと言うコメントをされているピッカーの方がおられましたが、同感です。

イギリスのEU離脱やアメリカでのトランプ氏の人気は、既に起き始めている“反逆”のプレリュードだと見るべきかもしれません。

【追記】ちなみに、私はグローバル レベルでも国内でも、最も有効かつ唯一の処方箋は「再分配」だと考えています。
19世紀以来の帝国主義による戦争の時代に対する処方箋として、20世紀に「国連」を編み出したように、20世紀に生起した格差の問題を克服する手立てとして「BI」を確立することができれば、人類の歴史的な進歩と評価できると思っています。
格差の拡大というか中間層の没落という事実はそのとおりですが、その原因まで(特に日本のことは私はあまりしらないので)きちんとこの連載で切り込んでくれることを期待します。
エリートと中間層の闘争というタイトルは反感を買いそうですが、まさに世界で起こっているのは、反グローバル化であって、その実態はエリートの信奉するコスモポリタンニズムと中間層がよって立つナショナリズムの対立にほかなりません。

それを資本主義の勝者エリートと民主主義の勝者である中間層の相克という形でとらえ、その矛盾が全世界で吹き出しているという見方は、ラディカルな物言いではありますが慧眼でありましょう。

ただ日本の例から将来について考えると、高齢者への富の集中により、実は資本主義の勝者と民主主義の勝者を同一層が兼ねるという流れが出来つつあります。
よって相克の果てには、世代間闘争という別の対立軸が現れてくる可能性が高いと思います。

連載ではその辺はどのように表されるかわかりませんが、楽しみな連載ですね。
難しい話題を扱いますね。
期待しつつも日本は「エリート」という感覚が希薄な気がします。格差が広がりつつあるのはなんとなく感じますが、その問題への怒りが欧米に比べて少ないかもしれません。選挙の投票率が低いことなどもその1つでしょう。
鋭い切り込みを期待します。
ここに書いていたコメント自体を記事にしました
自分的にはこっちの方が的を得ているつもり!

液状化する現代社会の対立軸はソリッドvsリキッド?
https://newspicks.com/news/1697708?ref=user_145483

とても興味深い連載が始まり、さすがNewsPicksと思う一方で、日本に限定して考えると、果たしてどうかと思うところもあるかと思います。米英のようなお金持ちやエリートは日本にいるのか。オープンvsクローズ、資本主義vs民主主義、という対立なのか。