北欧発。女性伝導者が描き出す「プログラミング的思考」

2016/7/31

自分を表現するための詩  

「プログラミングは次世代の万国共通語です。70年代にはパンク音楽だったかもしれませんし、80年代は多分お金がそうでしょう。私の世代の人間にとってはソフトウェアが想像力と世界を繋ぐ窓になっています」
フィンランド人のリンダ・リウカスは、今や、プログラミングの世界では最も影響力のある人物の一人だ。
プログラマーにして、作家であり、イラストレーターでもある彼女は、毎年200日近くを海外で過ごし、プログラミングの「楽しさ」と「重要性」を各国で説いて回っている。
弱冠30歳にして、リンダは2つの大きな功績を世界に残している。
Linda Liukas(リンダ・リウカス)
プログラマー、作家、イラストレーター。 フィンランドのアールト大学卒業。スタンフォード大学留学。女性にプログラミングを普及させる「Rails Girls」の創始者であり、子どもにプログラミングを教える「Hello Ruby」の創業者。2016年、絵本「ルビィのぼうけん」(日本語版)が発売。