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「東京の事象だけが日本経済ではないだろう」との問題意識の元に始めた特集ですが、調べを進めていくうちに、予想以上に多様で、クレバーで、たくましく生きている「虎」がいると気づきました。大資本でもない限り、東京のベンチャーも戦う土俵を細分化し、「何で勝つか」を考えなければなりません。その意味では、「虎」に学ぶべきことは多いと感じます。
Yasutakeさんが指摘されていますが、地方から直接海外へと目を向ける経営者も散見されました。次は「地方の虎 in Asia」でもやってみたいですね(川端さんに協力を仰いで)。
船井総研さんやタナベ経営さんはこのような地方の企業様のニーズにしっかり寄り添い、安定的なビジネスを展開していらっしゃいます。
一方で、まだまだそこにはコンサルティング会社としても空白地帯があり、リンクアンドモチベーションとしてもどこかのタイミングで更に注力したい領域です。
「地方の虎」シリーズ、勉強になりました!
その上で、特定地域に特化しているのであれば、他地域の同業は実質的に競合していない。だからこそ、そこで横のつながりをコンサルティング会社が作っていくのは極めて理に適っている。
地方には地方独自の成功パターンがある。
コンサル会社の役割にビジネスモデルのキュレーションがあげられてますが、個人的には、そこまで必要ないかなと思います。ビジネスモデルを変えなくとも、顧客との接触回数を増やす、顧客ニーズに合わせた細かい対応をするといった基本を徹底することが売上に紐づくケースが多いです。
また、同じ地域の中でネットワークを築き、コラボレーションから認知拡大する施策は有効的だと感じています。
札幌の駅ビルが出来た時も最初は素晴らしいと思いましたが、待っていたのは周辺地域の荒廃、人の流れが止まってしまい、あっという間に複数店舗が退去を余儀なくされてしまいました。
当然経済活動なので、個々の企業努力によるもので、やむを得ない部分もありますが、地域とともに発展することを考えなければ中長期の継続的な発展は見込めない、そんな難しさを感じ、そこに行政の意味を感じたりもします。
とは言っても、官の動きは遅いのが大前提、ここに特集されるような地域の雄が輩出されることで、「都会のコピー」ではない道を示し、地域の発展を取り戻して欲しいです。
シリーズを通して、どこも大都市から離れてる所なのが印象的。後は、今存在しない仕事を作れる人がどれだけ出てくるかだね