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記事の通り、本当にサーボ以外にかけている原価が188米ドルに過ぎないとすれば、コスト的には筋肉の塊という事になります。

総原価:500米ドル
サーボ:312米ドル

でも実はAIBOとかASIMOなども、ギアボックスを含めれば同じような原価構成比率なのかも知れません。(Pepperについては立場上、言及できません(笑))

結局、どこにコストを掛けたかが、何を提供したいかに繋がりますので、商品コンセプトそのものになりますね。

そういう意味でいうと、今はまだ姿を現していない、家庭に普及する可能性を秘めた「新世代のロボット」は、新しい価値を提供するため、今に比べれば筋肉より知覚と情報処理にコストを掛けていく事になるんじゃないかな、と思っています。

筋肉:知覚:情報処理:その他(バッテリー等)の比率でエイヤッでいえば、こんなイメージでしょうか。

[現在] 6:1:1:2
[将来] 2:3:3:2

記事にある通り、スマホのおかげで電子部品の値段が下がっても、新しい価値を提供したければ、やはりそうなっていくと思っています。
原価総額500ドル、うちモーター代だけで312ドル、筐体が100ドルという推定。逆にそれ以外の部品で100ドル弱、基板の実装密度とか見てもそこまでではない。逆にプロジェクターとかは相当原価が安いというのが意外。あとモーターの製造者が並木宝石精密(非上場)、と。ただ価格約20万円に対して考えると、原価率は約1/4。
まだロボットは黎明期。どういった部分で価値訴求できるか含めて模索中のところだと思うが、現在の「えいや」のざっくりの原価構成比に関して、林さんがイメージベースでのコメントをしてくださっているのもご参照いただきたい。
やはりあの動きは、各所に高機能モーターを使わないと出来ないですよねえ。この「中身はモーターだけでなく、クラッチやサーボ回路など「全部入り」」というモーター、既製品でなくシャープと並木精密宝石の共同開発①。それ位やらないと、あのロボホンの滑らかな動きは実現出来なかったんでしょう。その分今はお高いわけですが。

構造的にも実装回路的にも、まだ隙間が多いなあという印象。価格が許せば、同じサイズでセンサーと情報処理の高機能化は可能に思えます。この種のロボットの普及に伴ってモーターの価格が熟れてくれば、もっとセンシングや情報処理に関する、機能とコストの比率が必然的に上がって来るのでしょうね。

https://www.facebook.com/robohon.jp/photos/pcb.814430342024009/814429798690730/?type=3

並木精密宝石HP
http://www.namiki.co.jp
モーターは並木精密宝石製で、1個当たり24ドル。RoBoHoNには13個使用され、合計312ドル。推定原価500ドルの約6割がモーターが占めている。
RoBoHoN並のロボットを安く作るのは難しそうですね。これからロボットが発売される時は、駆動箇所の数にも注目したいと思います。
へえ!モーター、並木精密のだったのか…LED用のサファイア基板とかでも有名ですよね。