一時1ドル=101円台、NY市場で円高進む
TBS Newsi
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注目のコメント
昨日の日銀金融政策決定会合でのETF買い入れ額倍増というのは現実的な落とし所だったのかもしれませんが、目先円高進行が止まらないマーケットの反応からすると、量的緩和の拡大に言及する踏み込みが必要だったのだと思います。より一層困りものなのは、この程度の追加緩和では実体経済への波及がほとんど期待できないことです。次回、9月の日銀金融政策決定会合ではこれらを踏まえて判断を下してほしいところ。
好況・不況はイノベーションの波で起きる。金融政策・財政政策を乱用すると経済変動の振幅が大きくなってイノベーションへのインセンティブを阻害し、生産資源の成長を遅らせる。
生産資源が一定に止まる状況下で財政政策の効用を説くケインズ流の考え方の対極に、そんな見方もあったように思います。史上稀な金融緩和に進んだ米欧に比べてすら「異次元」に思える領域に踏み込んだ極端な緩和の末の一手、しかも大幅な財政支出拡大との組み合わせですから、いろんな思惑が交錯して為替や金利の振れが当面不安定になるのは仕方がない・・・・