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注目のコメント
昨日電話でインタビューされた記事。
実は、昨日電話で話す前は、「教養」としてのプログラミングには少し懐疑的だった。勉強しただけではプログラミングは身につかない。外国語学習と同じで、使わなければ忘れてしまう。昨日のこの連載の記事に対してのコメントでもそのように書いた(https://newspicks.com/news/1683232?ref=user_173296 )。
実際、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのクラウド会計サービスのfreeeの佐々木大輔氏(Googleでの同僚だ)は次のように言っている。
>> キャリアとしてのエンジニアを志す訳ではない人が、コーディングを覚えようとしてもすぐ挫折する一番の原因は、「とりあえず勉強してみようとする」ことにあるのではないかと思う。僕も何を隠そう、今までの人生の中では何度か漠然とプログラミングの本を買って、勉強しようとしてみたことがある。そして、そのことごとくは失敗に終わった。
>> 一方で、「この問題を解決したい」、「こういうものをつくりたい」という意志が明確にあるときに、プログラミングを勉強しようとするのではなくて、手段を問わないのでとにかく実現するというスタンスで臨むと、自然といろいろと理解できたり覚えたりできるものである。
(エンジニア経験がなくても自分でコード書いて起業する方法
http://qiita.com/dice-sasaki@github/items/c7756f04b5da57fd5b1b より)
しかし、電話で話す中で、プログラマー的思考とでも言うべき、プログラミングを知っていることによって得られるものがあり、確かにそれは「教養」と言うべきものでもあると思った。
プログラミングとは何か?とも電話で聞かれ、窮しながらも出した答えは、「コンピューターとの対話」。人間と人間の対話に必要なのが、「自然言語」とコンピューター用語で言ういわゆる英語や日本語という言語ならば、コンピューターとの対話に必要となるのは機械に通じる言葉。コンピューターには「あうんの呼吸」や「空気を読む」というようなことは無い。論理的に組み立て、決まったフォーマットで伝えなければならない。実は、これは人間との対話でも同じことだったりする。
つまりは、こういうことが「教養」としてのプログラミングなのだ。
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