インドはなぜ世界的な「頭脳立地」になれたのか
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ちょっと話が逸れますが、イギリスの植民地統治は分割統治が基本ですから、シク教徒が有能で、しかも少数派であるのに目をつけました。ヒンドゥー教徒やイスラム教徒にいうことを聞かせるため、彼らに圧迫されていたシク教徒を手先に用いることにしたようです。
イギリスは、インド植民地軍をシク教徒を中心に編成し、他にも、自動車の運転手や学校教師、エンジニアなど、近代的な職業にドンドン登用しました。やがてこうした職業はほぼシク教徒が独占する、という状態が生まれます。結果的に反感を買い、イギリス人の代わりにヒンドゥー教徒やイスラム教徒から憎まれる役回りになってしまいました。
しばらく前までは海外に出てビジネスをやろうとか、留学しようとかいう人々はほとんどがシク教徒でした。だからターバンをしていました。でも最近はヒンドゥー教徒も近代化して、インドは変わりました。今では、シク教徒だけがインドの近代的なセクターを支えているわけではない、というのが現状です。バンガロールは日本の軽井沢と言われており大変過ごしやすいですね。実際、バンガロールに住んだことがありますが、灼熱のインドのイメージとはほど遠いです。英語が通じ易く、国際線のフライトが多いのも魅力ですね。