トルコのクーデター未遂 これから政権はどう動く?
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BBCの解説の日本語訳。雰囲気が伝わる。クーデタの関係者というよりは、以前からリストアップされていた反エルドアンを根こそぎ逮捕している雰囲気。すでにギュレン運動のマスメディアもリベラル派のブログやソーシャル・メディアも潰してあるので、客観的なトルコ像を外から判定するための多角的な情報が伝わりにくくなっている。そうなると経済的には、投資などはしにくくなる。そもそもシリア内戦の介入の失敗、クルド民族運動の波及、イスラーム国の反撃、といった不安要素がありながら、情報の公開性や制度の安定性がトルコは周辺諸国より比較的(格段に)マシというところが、信用できる要素だったのだが、この前提が徐々に崩れ始めている。
今から10年たつと、トルコは、エルドアン政権が基盤を強化しつつ国家は穴だらけ、社会は分裂している、という状態になっているかもしれない。