新規がん患者100万人超と予測 死者37万人、高齢化で増加
コメント
注目のコメント
健康寿命の先に待ち受ける期間が後ろにずれていっているので、癌に罹患する(そして癌で亡くなる)方が多くなっています。ピンピンコロリするためにはどうしたら良いのでしょうね。
【追記】
森生さん、きちんと答えず申し訳ありませんでした。世界一の長寿大国で生きていく上で、自分なりの「医療への向き合い方」の答え(思い)は持っています。あまり意見を押し付けるような感じになってはいけないとの懸念から、問いかけだけでコメントを終わらせてしまいました。
私自身は、ピンピンコロリと逝くことを狙うのは、日本の社会では極めて難しいことだと思っています。それが可能なら平均寿命はもっと短くなっているはずです。ただ、”ピンピンコロリに近い最期”は期待できるものだと考えています。それには、身体の状態を「健康なとき」「未病段階」「早期診断・早期治療」「高度医療を必要とするとき」に分けて、”医療”を賢く利用することだと考えています。
詳細をここで述べるのは難しいですが、『病気で人生つまづかないために』というタイトルで講演をしたりもしていますので、機会があればコメントしていきたいと思います。QALY(生活の質を考慮した生存期間)といった指標でコストパフォーマンスを測定し、一定以下のコストパフォーマンスの治療については適用の年齢上限を定める、といったことはどうしても必要となるでしょうね。
まだ生きられるのに治療を断念するというのは当事者(本人と家族)にとっては耐え難いことですが、どうしても財政がもたないと思います。
極端な少子高齢化から生まれる必然です。
ただ、比較的安価で有効な治療もありますし、例えば70歳で期待余命が10-20年という方も多い訳ですので、あくまで客観的な指標を用いた検討によって進められるべきことです。