出世と尖った能力、両方は追いかけられない
NewsPicks編集部
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第二次産業中心の社会では、商品市場において商品を生み出すためには設備が必要であり、そのために資本市場から資金を調達できることが最も大切でした。
しかし、第三次産業中心の社会においては、商品市場において商品を生み出すために必要なのは、労働市場から調達する人材です。
経営幹部にも、会社を商品市場に適応させることと同様、もしくはそれ以上に会社を労働市場に適応させる能力が求められています。
既に私が支援する複数の会社で、経営幹部の人材要件に「優秀な人材を自分で獲得してこれること」を定義しています。
時々、「優秀な人材さえいれば成長させられるのに」という経営幹部の方がいらっしゃいますが、優秀な人材がいて事業を成長させられるのは当たり前で、むしろその発言は自分が「優秀な人材を引っ張れていない」ことを表してしまっています。松下幸之助氏の「出る杭は打たれるが出すぎた杭は打たれない」の名言に近いお話ですね。
出る杭レベルならば二兎を追っているレベルですので、中途半端に終わりやすいですが、出過ぎてしまえば周りからも叩かれにくくなる。
出過ぎるまでの気持ちが大事ですね。なんとなくわかる気がした。ベンチャーにとっての優秀な人材ということだと理解。でもこういう人が居ないと、大きな会社にも変革が起きない。
日本人は確かにこういった人をうまく使うことが上手でない人が多い気はする。なにせ、人と同じで波風立てずにやってくれる方が良いなと思っている人は多いわけで。