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    NaoさんとKing HIDIEさんの解説が必見。流れに乗って自分も「暖簾とは何か」、私見含めて深めたい。
    King Hidieさんのコメントの(4)にあるように、金融市場ではPBRが暖簾を実質的に表現する。ただ、それが会計上計上されるのは買収時。ちなみにPBR1倍以下だと「負の暖簾」が負債に計上され、「正の暖簾」とは逆に利益を押し上げる効果がある(もちろんどちらの暖簾もCFへの影響はなし)。
    さて、暖簾とは何なのだろうか?定量面と定性面で考えたい。定量的には、前述のように計上されるのは買収時だが、見えなくてもPBRで表現されている。ではなぜそれが生まれるのか?定性的には「フランチャイズの強さ」「競争力の強さ」といえる。
    研究開発費や広告宣伝費は、PL及びCFには計上されるが、BSには計上されない。会計的にはフローだが、累積的に広告を打って得た認知などは会計上計上されていなくても実質的にストック資産として企業経営に強く効き、新規参入と比較して超過収益力につながる。こういった強さを「フランチャイズ」と英語では言い、一番近いニュアンスは競争力だと思う。競争力に差がなければ、超過利益は減る。減る利益はPLもあるが、ROIC意識しているプレイヤーが多いほどROICベースでペイしなくなる水準。つまりWACCが意識され、それはまさしくPBRの議論、つまり株主資本から求められる以上の利益創出力があるか、につながる。
    ここらへんの競争戦略及びそれの株式投資へのつながりについては、コロンビア大学教授のグリーンウォルド氏の著書がオススメ。下記で紹介されているみさき投資・中神氏の「投資される経営 売買される経営」でもグリーンウォルド教授の本をベースとした説明があり、記事でもROICや超過利益についても言及がある。一定の基礎がないと読むのが難しい本だと思うが、基礎があるうえではオススメ。
    https://newspicks.com/news/1643040/body


注目のコメント

  • ビスポークパートナー株式会社 代表取締役

    上場前にM&Aで多額ののれんを計上し、IFRSで上場するっていうパターンが近年出てきています。なぜか?って、まさしく皆さんが仰っているように、IFRSだと暖簾の償却が不要のため。毎年のれんの償却費用が利益を圧迫するんですから、インパクトは全然違います。

    ちなみに、のれんの減損=投資の誤り、となるので、経営者としてはのれんの減損を認めたくない、という誘因に駆られます。高値掴みや意思決定を誤ったとして経営責任問題に発展し、最悪の場合、株主代表訴訟で損害賠償を求められる可能性だってありますから。

    だから、会社が実施するのれんの減損テストが妥当かどうかを判断するのは簡単ではありません。WACC(βやサイズリスクプレミアム、流動性ディスカウント等含む)や成長率、将来キャッシュ・フローなどの指標をいじるだけで簡単に減損の回避が可能となるからです。


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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    IFRSになれば、暖簾だけでなく、固定資産も時価評価。
    その際に、割引率の前提が重要。


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