【ネットフリックスCCO】「ネットフリックス作品がヒットする秘密を教えよう」(前編)
NewsPicks編集部
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注目のコメント
Netflixの最高コンテンツ責任者(CCO)テッド・サランドス氏へのインタビューです。
DVD配達から、世界一の映像ストリーミングサービスとなった彼らですが、いかに、コンテンツの作り手に最大の力を出してもらうか、そのためのノウハウは、すごく興味深かったです。
今日から連載形式で始まります。ライブドアでもぽすれんというサービスとオリジナルのネットドラマを制作していた。近い将来Netflixのようになっていたはずです
エグゼクティブ側は、得意でもないのに、クリエイターたちの創作プロセスに深く関わりたがる傾向があるんですね。それは、私も含めてです。
→この点は日本も米国も変わらない。特に映画スタジオ(ファイナンス、配給サイド)のクリエーティブエグゼクティブは、上がってきた企画にあーだこーだとコメントするのが仕事。そのままスルッと通したら彼らの存在意義は無くなってしまう。
大学院の時、某大手スタジオの企画開発部門でインターンしていたが、当時の女性上司もそれは認めていた。ただ実際には、インターンの学生が脚本を読んで講評したノートを参考にしていたりして、意外といい加減なものである。
ハリウッドには「Nobody knows anything」という有名な格言がありますが、いま皆がわかっているのは「一発必中は無理なので、複数作でポートフォリオを組むこと」だけである。野球だってどんなに上手い選手でも3割5部なのと同じ。
つまりNetflxはそれを認めた上で、旧来のスタジオが費やしている企画開発の予算と時間を削っている、ということだと思います。