【川邊健太郎】信長はベンチャー起業家だった
2016/07/10, NewsPicks編集部
Yahoo! JAPANは新たな「江戸時代」を築けるか
【川邊健太郎】信長はベンチャー起業家だった
2016/7/10
*連載目次
第1回:失敗は「増長」と「自己肥大化」から生まれる
第2回:ビジネスに持ち込む仮定は1個にしろ
第3回:「ネット乱世」を生きる術
第4回:Yahoo! JAPAN経営陣を歴史の人物にたとえてみたら
第5回:信長はベンチャー起業家だった
過去20年でもっとも成長した業界
──川邊さんの世界観が広がったキッカケとしては、やはり買収された経験が大きいのでしょうか? それとも業界的に自然と広がっていったのでしょうか?
川邊:やはりインターネットの世界にいたことは大きかったです。この20年間でいえば、これほど大きく成長した産業は他にありませんから。また、途中からモバイルの領域にも手を広げて、ずっとフロントランナーとしてやってこられたことは、私の世界観を大きく広げました。
Yahoo! JAPANに私が入ったころは、社員数200人程度でしたが今や9240人いるわけです。PVについても当時は1日あたりのPVが1億を初めて超えて、月間で33億PVでしたが、今やそれが2016年1月~3月の平均で660億PVになっています。そのただ中にいたので、変化の速さを実感しています。
また、ソフトバンクもそうですが、アリババも指数関数的にどんどん伸びていったのを間近で見ていたので、これらの経験は大きく影響していると思います。
──やはりアリババの存在や影響力は大きいのでしょうか?
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コメント
注目のコメント
いやー、楽しかったです。
本当にネット業界は戦国時代ですね。
海外勢も入り乱れて、離合集散を繰り返しており、混沌としていますね。
しかもWinWinの精神で、双方に都合のいい時には、すぐに手を組む。
こっちの戦場では同盟し、別の戦場では戦っているという凄まじさですね。
最前線にいる若い方々が羨ましい。
挫折や落胆があったとしても、「最前線にいられる」幸せを噛み締めつつ、戦い抜いて下さい。
戦国時代と違うのは、「命までも取られないこと」ですから。
敗者復活はいくらでも可能です。
さてかくゆう私も、この年で五度目の頂上決戦に挑むことになりました。
直木賞の結果がでるのは、7/19の夜です。
21:00のNHKニュースの冒頭で、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
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