急増する糖尿病と肥満。東南アジアの経済発展にも影響か
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執筆した川端です。先進国との違いは、まだインフラ(物理・人的双方)への投資が必要な段階で、先進国に近づく水準で糖尿病や肥満が増えていることです(糖尿病は生まれつきの方もいるので全てが食べ過ぎが原因ではないですが)。
当然、医療費が政府でも家計のレベルでも増えます。家計レベルでは医療費がまかなえない場合は、糖尿病が進行することになり、公的な病院で治療を受ければ、政府の支出が圧迫されます。新興国には本来、もう少しインフラ整備に時間が必要ですが、先進国的な問題がすでに起き始めている。高齢化も先進国が長期間かけて高齢化したのとは違うタイムスパンで発生しています。
ビジネスという視点で見れば、肥満予防やダイエットなどは機会があるでしょう。一部では確実に健康意識が向上しています。が、たまに、インバウンド観光で日本で健康になるための機会とかいう話がありますが、観光先で摂生するのは難しいので、本格的にビジネスを展開するならばやはり現地進出でしょう。関連して美容産業も相当な潜在力があり、東南アジアの場合は男性もスパやネイルなど結構行く人がいるので、食×健康×美容はジェンダーに関係のない広がりがありそうです。アメリカの健康雑誌では体に悪い料理の1つにアジア料理がよく入っています。
理由は化学調味料と砂糖の量。
タイ料理は自分で作ると入れる砂糖の量に驚きます。
注文する一皿分のサラダ、炒飯、カレーには大匙1杯の砂糖は入っていると思います。
甘さと酸っぱさと辛さが混じって美味しいんですけどね。
しかも、デザートもまた砂糖率高いです。
コンデンスミルクとナッツの出会いは抗えませんが、時々、頭が痛くなる時もあります。
和食の煮物、すき焼きの砂糖もかなりのもので、イタリア料理では、砂糖や蜂蜜を隠し味に加えることを「愛」というので、砂糖は欠かせません。
自分で作る時はコントロールできるし、和食の場合は、昨日はすき焼きだったから、今日は焼き魚、とか生姜焼きとか、砂糖少ないのを選択できますが、東南アジアはほとんどの料理にかなりの砂糖が入ってますからね。魅惑のコンデンスミルク使用も高い。
量と食べる時間を考える必要はありますね。
東南アジアの料理もデザートも好きなので、自分への戒めで書いています。