19歳が作ったチャットボット、「AI弁護士」が16万件の駐車違反を無効に
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選択しているユーザー
記事中のDoNotPayというサービス、http://www.donotpay.co.uk/ のようだ。アクセスするとわかるが、PHPで書かれている模様。12歳からプログラミングしているという若いプログラマーとしてはちょっと意外だ(PHPを愛用している人には失礼な発言かもしれない。あくまでも私見としてだ)。
サイトに書かれた"The World's First Robot Lawyer"というキャッチフレーズがいかしている。
使ってみないとわからないが、ログイン画面での利用例を見てみると、駐車違反の異議申し立てに限らず対応しているようだ。"My flight was delayed on the way to Paris. I would like some compensation"などと書かれているのでフライトの遅延の際に航空会社に文句言う(そして何か見返りを貰う)のにも対応しているようだ。考えると、適用範囲は広い。弁護士がサポートしているとなれば、いくらでも応用は効きそうだ。
DoNotPayはGIGIZINEでも取り上げている(http://gigazine.net/news/20160630-donotpay-overturn-traffic-ticket/ )が、そこにはスクリーンショットもある。いわゆるチャット形式で異議申し立ての書類を作っていくようだ。こちらの記事によると、難民申請用のアラビア語から英語への翻訳サポートはIBMのWatsonを使うようだ。
昔はウィザードというような名前でユーザーに選択肢を選んで貰ったり、必要な項目を埋めてもらうことで、セットアップや簡単な初期設定を行うことがあった。ボットは会話ということで冗長だが、果たしてUIとして定着するのだろうか。
注目のコメント
駐車違反切符への異議申し立てに、難民申請書類の作成か。なるほどなぁとうなりました。ニーズとテックをつないで実装するいい事例。
この若者が「スタンフォード大学で経済学とコンピュータサイエンスを学んでいる」ダブル専攻である点にも興味がわきます。