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第3回は日本とシンガポールの関係に焦点を置きました。日本がシンガポールを占領し「昭南島」と改称していたことは、意外と知られていないようです。日本軍は真珠湾攻撃よりも早くマレー半島には上陸しています(占領期前のからゆきさん、実業家たちの話もありますがまたの機会に)。

日本企業の進出は生産地から消費市場、そして統括拠点、さらにはクリエイティブ産業へとステージが変化しています。フォトスライドの通り約3万7千人の日本人がシンガポールに住んでいます。世界で11番目に日本人が多く住む国となります(外務省調べ)。

また、日本人会、日本人商工会、日本人学校、そして日本人墓地は、日本人がシンガポールで残してきた大きな足跡であり、現代シンガポールの日本人社会においても核をなす存在です。多忙な企業駐在員や配偶者の方々がボランティアベースで組織運営に関わっており、その姿は敬服に値します。国民国家シンガポールが誕生する前から、当地に住んでいた日本人が脈々と引き継いできた互助の精神が今も生きています。

日本人組織というと、日本人で固まる、というイメージを持たれてしまうことともありますが、実際ははるかに意義のある存在です。母国の存在を感じられるのは心強いことに加えて、なによりも、現地社会との関係も積極的に作り上げる努力が長年続けられています。私もシンガポール日本人会は個人会員として入会し、図書館などを活用しており、これからは現地社会との交流への参加やお手伝いができればと考えています。

近くシンガポールに残された日本人の足跡を隅々まで巡り始めてみたいと考えています。

第3回を通じて、シンガポールと日本の関係を知り、見つめ直す機会として頂ければと思います。

バックナンバー
予告編【新】海賊の島から日本を抜く所得水準へ。変貌するシンガポール
https://newspicks.com/news/1639983
第1回【フォトスライド】現地写真とグラフでみるシンガポール
https://newspicks.com/news/1640181
第2回 淡路島ほどのシンガポール。発展の秘訣とリスクを探る
https://newspicks.com/news/1642386
本記事と併せて、フィリピンに関しての下記川端さんの記事(①)も、是非ごらんいただきたい。自分も川端さんと同じような考えで、自虐史観的な立場でも植民地政策を必要以上に賛美する立場でもないが、事実を知るという部分では価値観関係なくフラットに見るべきだと思うし、その過去の事実を踏まえて現在当地の人がどう日本を認識しているのか(未来志向・過去志向)ということの理解は、互いの尊重のためにもとても重要だと思っている。
併せて②の99年の日経対談記事も読みたい。こういった歴史を踏まえても、そして成長した段階においても『「日本から学べ」と今も言うかと聞かれたら、答えはもちろんイエスだ』という答え。併せて、ネットの進化含めて、極めて未来を的確にその時点で予想されていることが、改めて伺える。こういった傑出したリーダーに恵まれた国は強いし、日本もそうでありたい。
https://newspicks.com/news/1400837
http://www.nikkei.co.jp/hensei/asia99/n3/n308.html
シンガポール特集第三回は、シンガポールに住む日本人なら全員が知っておくべき歴史と生活の知識を紹介してくれている。これは、いまシンガポール在住の人間のみならず、シンガポールに関わるすべての人が知っておくべき内容だと思う。

記事内で触れられているように、第二次大戦時の日本によるシンガポール占領の具体的事実は、日本の近代史教育のなかでは、ほとんど触れられていない。自分はどちらかといえば保守主義寄りなほうだとは思うが、それでも、日本軍による東南アジア占領の「事実」については、できるだけ詳しく知るべきだと思うし、それが、いま現地で日本人が特段の差別や非難を受けずに、過去のことは過去のものとして、暖かく受け入れてもらっていることに対する感謝であり、また最低限の義務だとも感じている。シンガポール国立博物館(National Museum of Singapore)の1階にある常設展 "History Gallery"は、昨年リニューアルされ、戦前・戦中・戦後のシンガポールの歴史がとてもうまくまとめてられており、日本軍による占領時代の事実についてもかなり詳しい解説がある。シンガポールに住む日本人は、必ず一度は行くべきだと思う。

シンガポールにおける日本人コミュニティに関する詳しい解説もとても興味深い。記事内にあるように、シンガポールの日本人会、そして日本人学校は、世界各国と比べても、最大級の規模といっていいもの。日本の外務省・文科省に認可は受けているものの、その運営はプライベートな互助会組織であり、日本人学校も私立である。こうした、現地の日本人のボランタリーな組織や運営が、長年に渡り続いていることは、極めて意義あることだと思う。

ただ、これは完全な私見ではあるが、シンガポールの日本人会は、他の国のそれと比べて、かなり閉鎖性が強いように思う。僕のような外国企業に務める人間は、個人で1000ドルの入会費と月50ドルの会費を払わなければ、子供を日本人学校に行かせられないし、本来は現地校に行く日本人子女のサポートが目的の補習校にさえ入れない。ちなみに、イギリス日本人会は、入会費なし・年会費20ポンドである。大部分の駐在員は勤務先の日本企業が会費を負担しているので気にならないのかもしれないが。ちょっとした愚痴でした。

* 追記:日本人会の入会費の額が間違っていたので訂正しました。
シンガポールの華やかな、今の姿にはなじみがあっても、歴史事実はほとんど知らない。こういう背景をもっていても、次世代ではあるが、個人レベルでは非常にやさしく接してくれる。日本もこれまで、全てにおいて加害者だったわけではなく、多くの事を経験し、そういう寛大さのようなものを持って、前に進もうとしていると思う。シンガポールを通じて日本の事も考えさせてくれた、良い掲載でした。
我が社もシンガポールに拠点がありますが、シンガポーリアンと話すと驚くのは日本語への興味関心の高さ。みんなどのように勉強したのか、と聞くと、独学で日本に行ったこともないが、きっかけは漫画やドラマ。翻訳されるものを待っていると遅いので、最新のものを見たい、読みたいから勉強した、というのを結構多くの人から聞いて驚きました。若い人の間でもこれだけ日本が身近にあるんだと。

このように日本企業がアジア地区でプレゼンスを発揮していく土壌もあるからこそ、改めてアジアを攻略することは事業戦略上重要なことだな、と思ったことをこれを読みながら思い出しました。
日本占領期の話はほとんど知りませんでした。

そしてそれをシンガポールの人たちがどうとらえているのかも。

勉強になりました。
意外とシンガポールのことを知らないので、勉強になる。