グーグルの3Dマッピング技術「Tango」への期待--「屋内の地図」から広がる可能性
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Tangoで、Googleが指摘するように、人を中心としたモビリティ(移動体)社会で、これからのキーは、屋内地図。つまるところ、屋内と屋外の区別はなくなり、A地点からB地点までの移動、およびその周辺情報をやり取りする世界が常識化する。
現状、屋内移動の「基盤」としては、Wi-fiやビーコン、または日本の産総研の開発技術を中心に量産化進む、加速度センサーをつかった方法などがあるが、ベースとなる地図領域が未完成のため、ビジネスモデルが見えない。
まあ結局、この分野でも、ファンダメンタルズをGoogleだのAppleだの抑えられてしまうと、日系企業他の「後追い組」はマネタイズできず、というルーティーンへ。Google I/O2016でデモ機を触ってきました。ジャイロの精度の調整が凄まじくよく開発してあるのと、Depthsensorも上々の認識率。一部屋スキャニングするのに数分でできてしまいます。
今夏にはLenovoから発売されますし、
http://japanese.engadget.com/2016/06/09/google-tango-phab-2-pro-lenovo-3d-ar-vr/
一般人がスキャニングして集め始めたら一気に屋内データが集まりそうです。屋外のデータは人工衛星や自動車を使ってGoogleが集める必要があったが、屋内の情報はシステムさえ供給すれば、事業者が勝手にアップしてくれるだろう。
まずは、商業施設や不動産屋、公共施設などで、その内、自分の家とかアップする人も出てくるかもね。