日経平均は急反発、内需・ディフェンシブ系が堅調
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日経平均+2.39％、TOPIX+1.77％、マザーズ+4.369％、REIT指数-0.16％。日経平均とTOPIXで乖離が大きいわけだが、日経平均の構成比トップ3銘柄であるファストリが+4.15％、KDDIが+6.14％、ソフトバンクが+2.72％といずれもTOPIXよりだいぶ上で推移しており、仕掛け的な動きがある印象。時価総額別にはSMALLが+2.58％と、TOPIX100の+1.34％に対してかなり優位。業種別の相対優位は紙パ・陸運・医薬品・食料品・情報通信、相対劣後が証券・鉱業・輸送用機器・鉄鋼・銀行。前場からずっとコメントしているが、ディフェンシブばかりで反騰のわりに強さは感じない。
アジア他国はプラマイ混在だが、±0.5％以内が多い。そのなかで上海だけ右肩上がりで+1.28％。あとは、ダウ先物が現物より-170ドル近くで推移、過去トレンド見ると大体現物の-110ドルくらいで推移していることが多いので、実質は-60ドル程度。金価格は上がったところからそんなに変わっておらず1326ドル、原油は少し戻して47.7ドル。米国10年債は1.51％と低位で推移。全般には、脊髄反射的なショック症状は、日本の反騰を除いては続いていないが、ディフェンシブなところにお金は滞留していて、安全資産に全体にお金が流れているような印象。
為替も見ようと思ったら、Yahooファイナンスの為替ページがまた落ちている模様…Bloombergで見ると、下記のような具合。前週末比→今朝10時過ぎ→現在の状況
ポンド円 139.9円→136.8円→136.9円
ポンドドル 1.37→1.34→1.34ドル
ドル円 102.3→102.2→101.9円
ユーロ円 113.6→112.6→112.55円
WTI原油 47.6→47.1→47.7ドル
＜追記＞欧州は、続落スタート。今日はイギリスが一番落ちていて、FTSEで-1.2％。
http://sekai-kabuka.com/
＜追記終＞金曜日の全面売りに対して「この株は関係ないだろう」と思ったプロも、パニックが怖くて買い支えられなかった。三晩寝たあとは少し回復できたみたいだけど、もうひと晩休んで更に戻ったらいいね。オレは株をやめたので、ゆっくり寝ま〜す。💤
週末1,200円安という急落した翌営業日だけに350円超の上昇といってもそれほど急反発とは感じないですね。反発したものの、輸出関連株や景気敏感株が売られ、内需株やディフェンシブに買いが集まっているところを見ると、全般的に安心して買える地合いになったとは言い難いでしょう。ただ、大型補正による財政出動への期待値が上がる中で内需株が上昇するのは悪いことではないと思いますが。引き続き個別物色して割安の優良株をコツコツ買い溜めるのがベターでしょう。もちろん現金ポジを厚くしておかないと二番底、三番底の可能性が消えたわけではないので怖いです。
