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想定されていたことですが、益々地方私大は苦しくなるはずです。
追記:
関東を含めた全体の動きとしては、一月前の記事ですが以下が参考になります。
「大規模11私大、定員申請3倍に 抑制策前に駆け込みか」
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ5X5HKVJ5XUTIL00S.html?ref=newspicks
18歳人口が減少していくのに定員を増加させるとは・・・。
定員を抑制して質の確保を宣言した大学に好感を抱きます。
規模が無いと、世界では戦えない。経営大学院では、日本最大のグロービスでさえ、世界最大手のハーバード経営大学院の売り上げ規模の20%程度だ。他の日本の経営大学院は、ハーバードの5-10%でしょう。これでは、世界で戦えない。
よく規模が大きくなると質が落ちると言うが、これは真逆だ。規模が大きくならないと、質を高められないのだ。特に今後は、オンラインやAIなどの投資が増える。
事実、世界最大の経営大学院はハーバードだ。繰り返しになるが、規模が無いと世界では戦えないのだ。
同じ京都の学校ですが、まじめに学生の大学QOLを充実する性向がうちの学校は強く、それはそれでいいのですが、先生としては学生の属人的親身の対応時間が増えてしまったりしてます(汗)。金八先生チックでいいのですが。
肝心の大学での教育の質を高めるためには、教員数の増加も必須だろう。ただ、冒頭で述べたようにある学部で定員数を大幅に増やし、ある学部は減らして、差し引き大学全体で定員増となった場合、教員数の配分というのは大学内の政治的なパワーバランスとあいまって、現実的には微妙な問題だろう。いずれにしても、学生の定員増減の問題は教員数の増減も含めてないと、バランスを欠く議論となるのではないか。