震災自粛、ミゲル少年が歌う「消臭力」のCMに賭ける
2016/6/26
マスク事業からの撤退に役員絶句
社長に復帰して直後の平成21年(2009年)5月、日本は新型インフルエンザのパニックに襲われます。世界保健機関(WHO)が、世界的流行(パンデミック)を宣言したことで、国内も大騒ぎになりました。
マスクが飛ぶように売れ、ドラッグストアの店頭には「マスクありません」という張り紙が掲げられました。
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震災後の番組のあり方はテレビ局員もかなり悩みました。テレビのミッションのひとつは、1人でも多くの人に情報を伝え、見た人に元気になってもらうことだと思っています。あの時のミゲル少年のCMは本当に素晴らしかったです。
最高ですね。CMの一早い再開も英断。エステーに追随してCMを再開した会社も多かったと思います。
「この会社は、真っ黒こげになった東京で露天商からここまでやってきたんだ。とんでもないことが起きても元に戻るだけのこと。またやりゃいい。テレビでは深刻な顔をして不安をあおっているが、先行きなんていつも不安なんだよ。心配するな、俺についてこい」
マスクもミゲル少年のお話も面白いですね。トップ肝煎りのプロジェクトならではの結果が出ていますね。もちろん、合議制は合議制の良さがあると思いますが、責任をシェアしていく過程で、切れ味がない提案になってしまうのを、どう打破するかが重要ですね。
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