【コーセー】国内化粧品で断トツの収益力 営業利益で王者資生堂に迫る
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コーセーの業績推移
https://newspicks.com/media/data/charts/1?globalId=SPD0WR5WKLML4BYN
資生堂の業績推移
https://newspicks.com/media/data/charts/1?globalId=SPD2G0A8LKS2RSNE
花王の業績推移
https://newspicks.com/media/data/charts/1?globalId=SPD36FHS7NRCMEIG
並べて見ると改めてコーセーの伸びがすごい。
(´-`).。oO(NewsPicks の Web 版だと企業情報のサマリも見れますよ)・化粧品国内3番手であるコーセーは、2015年度決算は、売上高、経常利益、純利益の全てで、3期連続となる過去最高額をたたき出した
・強みは、収益性。コーセーの営業利益は、11年度の113億円(営業利益率:6.9%)から15年度は346億円(14.2%)へ
・資生堂は今期、8720億円の売上高を見込み、営業利益の予想は380億円。コーセーの今期の予想売上高は2540億円と、資生堂の3割以下にとどまる。ところが、営業利益は360億円と、資生堂に比肩する
・11年度以降に、低コストで営業利益を伸ばすために選んだ手は、伸び悩んでいた既存ブランドの再生だ
・典型が、コーセーを代表するスキンケアブランド「雪肌精」15年度は300億円を突破し、4年でほぼ倍増した
・「国内2番手(=花王)の座を奪取したい」ちょうど今読んでる本(1)に、化粧品メーカーの4つの流通形態について書かれていました。
①制度品販売(美容部員による対面販売)、②一般品販売(化粧品卸経由でドラッグストア等に卸す)、③訪問販売、④通信販売。
コーセーは①がメインで、その場合、販管費の中で重いコストは、販売促進費や美容部員の人件費となる。
実際に決算短信(2)を見てみると、金額が大きいのは上から販売促進費(対売上19%、前年より1ポイントダウン)、給料及び手当(同17%、2ポイントダウン)。
せっかくだから資生堂と比較したいところですが、資生堂は販管費の内訳を公開していませんでした。残念。
(1)IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
冨山和彦
固定リンク: http://www.amazon.co.jp/dp/B00976FDDM
(2)平成28年度3月期決算短信
http://v4.eir-parts.net/DocumentTemp/20160627_053908236_1aygpd45qqcuhn45xdvf5zua_0.pdf