実績・経験・勝算なし。「消臭ポット」ヒットの理由
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注目のコメント
商品企画を「担当者が泣き落としで通す」というのはあるあるですね。どこでも起こることなんでしょうか。
創業家出身者の社長でさえ、号令を出しても会社を動かせないのですね。況や一介のサラリーマン社長をや。
言葉を尽くすのは大前提ですが、力技でいかに山を動かすか、組織が動かざるを得ない環境をいかに築くかにこそ、頭を使うべきなのでしょう。
朝礼で、「夢で女神のお告げがあった」と発したエピソードは、以前にカンブリア宮殿でも見ました。一見、バカバカしいことにも思えてしまいますが、説得する根拠なんて何もない以上、ハッタリであれ大ボラであれ、なんでもいいから、何かが起こるのかもしれないと感じさせる迫力を出すことが重要なのでしょう。零細スタートアップの経営に携わっていた際にこの時のエピソードを聞きましたが、大変な感銘を受けたことを覚えています。消臭ポットのCM、確かに今でも記憶に残っています。
ネーミングやCMなら小林製薬も印象に残る商品が沢山ありますが(1995年に発売された「無香空間」など)、消臭ポットが年間1000万個の販売を達成した秘話をもっと聞きたいかも。
消臭ポットのCMはどれも面白い(^^)
■ 1999年 発売開始当時
https://www.youtube.com/watch?v=xQhEZxEi6E8
■ 2006年 「支店長ズ特別公演」
https://www.youtube.com/watch?v=ZtTRNp34dho「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
やれるだけのことをやって後は運を天に任す。果報は寝て待てですね。
運を引き寄せ消臭ポットがヒットしたことが社員の自信を取り戻し会社が本当の意味で変わったと。そして会社が好循環に入ると次々にヒットが生まれるのですから、これもまた不思議なものです。改めてやれるだけのことをやりきることと人智を超えたところは運任せにする割り切りが大切だなと思いました。