【白河桃子】家庭と仕事の関係を考える3冊
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みなさま、たくさんのPickをありがとうございます。今回選んだ三冊は中原淳さんの「会社の中はジレンマだらけ 現場マネジャー決断のトレーニング」小島慶子さん、田中俊之さんの「不自由な男たち」、社会学者の手による「結婚と家族のこれから 共働き社会の限界」の三冊、いずれも仕事と家族、男と女の現在の状況についての本です。
政府でも『働き方改革」が叫ばれていますが、働き方改革をすればするほど、それは会社だけの問題ではなく家族にも波及する。「テレワークを推奨したら若い男性社員が奥さんに家にいないでと言われた」という人事の悩みを聞いた事があります。
会社が働き方改革をすると彼の家庭の形が変わらざるをえないという良い例ですね。
また会社が労働時間を厳しくコントロールして無駄な長時間労働をなくすと社内の出生率も上がる例もあります。
今さまざまなものが変革の時期でありますが、コメントを読むだけでも「変わりたい人」「変わらない方がいい人」がいることがわかります。どちらが良い悪いではなく、またその人の中にも多様性があります。自分はどちらなのか、どの部分にたいしては「変革」でどの部分にたいしては「変わってほしくない」と思うのか、そんな自分の立ち位置を考えながら読んでいただきたい三冊です。学生の分際で恐縮ですが私なりに考えてみました。
そもそもずっと昔から男=働く女=家を守るという役割分担がありその役割分担の中戦争も経験し戦後復興もしバブルも経験して酸いも甘いも知り社会に定着していて今上にいる人たちの大半はそれで競争を勝ち抜きその構図の中でいい思いをしている人たちなんですよね。
理解がある人もいますけどなかなか多くないと思います。大半の人たちは自分の活躍していた時代を誇りに思うと思いますし、それが間違っていたなんて認めたくない気持ちもあると思います。
結局のところ理解ある人たちや若い人たちがどんどん活躍していって社会の「当たり前」を変えていくことが一番だと思います。子供が産まれてからは本を選ぶ時間も限られ、こういう記事はありがたいです。
うちは相方が積極的に家事子育てをしてくれて助かるーと思っていたところ、彼がぽろっと言った一言。
「知らないと思うけど、俺これでも案件セーブしてるんだよねー」
…本当はもっと働きたいのに我慢してくれているらしい。
うぅ、ごめんねーT_T
でもその時間分私が稼げてるからトータルでは変わらないはず!?