リンクトインが身売りを決めた「本当の」理由
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Linkedinが批判されている記事ですが、グーグルやアマゾンでも営業利益の15%、売上の10%未満を株式報酬に当てている点は非常に重要で、明らかに今のIT企業は資本よりも質の高い人材が希少性を持っており、相対的に交渉力を持っている。この流れは日本ではまだ限定的だが、遅かれ早かれ同じトレンドになっていく。
興味深い指摘。リンクトインがここまで株式報酬に依存しているとは知らなかった。
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(リンクトインの)この2年間の株式報酬の費用は、営業利益の何と96%、売上の16%に相当した。ちなみにグーグルやアマゾン、フェイスブックでは営業利益の15%程度、売上で言うと10%未満だ。Linkedinの従業員の報酬が株式報酬に大きく依存しており、会計処理においてそれを支出としない不適切(と考えられる)手法で対応していたとのこと。これは知らなかった。
前者に関しては、人材の獲得と引き留めにおいて、ある程度は仕方ないと思うが、問題の本質は業績低迷により、営業利益に対しての割合が異常に高くなったことか。
もともとLinkedinのHQはGoogleのHQのすぐ隣であることからも分かるように、常に人材確保には苦労してきたであろうことが想像できる。
Linkedinでさえこれなのだから、他のシリコンバレー企業はもっと厳しいのだろう。