新着Pick
237Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
日本へのインバウンド観光は何かと話題ですし、しばらくビジネスや経済で重要なテーマとなっていくでしょう。では、来ている人たちの意見や考えは。中国の方々の「爆買」などは一側面に過ぎません。テレビでも短い映像で日本の良いところだけをぱっと流すものが多いです。評論家の意見も実際に意見を聞いたのだろうかとツッコミたくなる場合があります。

私自身突っ込んで聞きたいと思い、SPEEDAの仕事でバンコクに滞在した機会を捉え、タイ人のジャンさんに話しを聞きました(写真の女性)。一人の意見ですが、なるほどと思うことが多く記事にしました。今後も様々な人の意見を集めてリサーチをしたいと思います。

国別インバウンド・ランキングでは、第6位にランクインしているタイの存在は異彩を放っています。他国と比べると、所得がさほど高くないですし、人口も中国のように母数が巨大でもありません。(所得はバンコクだけみれば、人は日本の平均年収を超えるのはザラですが)。

観光インフラの整備は、なんとなく日本に旅行に来た人や、一回だけという人にはとても重要です。そこからリピーターになる確率がありますが、インフラ体験が悪く、もういいやと思う人もいるでしょう。なので、観光インフラの改善は急務であることは間違いありません。

一方、長期的に考えれば観光はその土地や、そこに暮らす人々が持つ魅力です。フランスは一時期、観光が伸び悩みましたが、英語対応や街の美化を行い、フランスという特別な地位に「あぐら」をかいていたことを反省し、自分たちの魅力の再発信に成功し、観光大国の立場を取り戻しました。

登場したジャンさんの母国タイも観光大国。タイは観光インフラはややカオス感がありならがも、人を常に惹き付ける「何か」があります。

日本の場合は文化や食などはもちろん、日本人自身の対応に感心するという意見が多く聞かれます。日本人が輝きを失わず、自らの文化を大切にすること、それこそが観光大国化することに重要ではないでしょうか。

ジャンさんから「『おくりびと』を観たんだけど、質問が沢山ある」とLINEでメッセージをもらいました。こうした「草の根観光大使」のような外国人にもっと光を当てて良いのではと思います。

追記:Tsudaさん、指摘されて気がつきました・・・いずれにせよ、皆さん、イノベーターズトークとあわせてお読み下さい(笑)
目から鱗なお話。インバウンドを何とか商売にしようと、やれwi-fi環境を整備しようとか英語力を身につけようとか、必死のパッチだが、なんのことはない、日本に来る外国人観光客は、もっと自然にプライスレスな日本の良さを楽しんでくれている。
ドラッグストアで紙おむつを何個も抱えた観光客も大切な消費者だが、あくまで一過性。本当に大切なのは、日本を愛おしく思ってくれるリピーターであることを教えてくれる記事だ。
早朝の京都のお寺の静寂と木の香りがいいとのこと。京都の朝ジョギングすると体感できます。おすすめです。
コメントにある「匂い」という話にいたく共感。若い頃ミラノで仕事をしていたときに独特の匂い、ちょっと湿った硬質の匂いが気に入っていた。しばらくミラノを離れて再訪すると、その匂いに包まれて、あーこれこれ、これがミラノ!と何とも言えない気分になる。
まだまだチャンスは大きい
海外からの観光客の方にお話を聞くと、より「体験型」の観光を楽しみたいと思われている方が非常に多いと感じます。
「観る」だけの観光でなく、「観て」「体験して」「感じる」観光です。
意外に私たち日本人が連れて行きたい典型的な観光名所であるような場所と、観光客の皆さんが楽しい!と思われる場所に乖離があったりして勉強になります。
渋谷のスクランブル交差点がいい例ですよね。
ビザが重要、と。たしかに、日本人が旅行においてビザが問題になることは少ないと思うので、そこへの「嗅覚」は鈍感かも。ちなみに「雪」は東南アジアの方にとっては結構魅力的。東京・京都といったいわゆる大都市・観光地だけでなく、地方の魅力がリピーターの方に合わせて定着していくと、一層素晴らしいと思う。
今年の春に嫁さん(マレー系タイ人)を連れて京都へ行ってきた。
子供の頃からテレビで日本を紹介する観光番組を見て憧れていたらしい。
やっぱりタイ人の間では京都はダントツの人気。
ただ、市内のアクセスがバス主体なので、日本語の地名になれない人だとハードル高そう。

FBなどでの口コミは本当にすごい。日本人の自分ですら知らないような店や商品、場所について嫁さんに突っ込まれて困ることがある。

ビザは1ヶ月欲しい。2週間はちょっと短い。
ビザといえば、現地の日本大使館で要申請の場合、申請時に滞在中の毎日の予定を書いて提出させられるケースもあると聞く。日本(特に警察など保安関連)は神経質すぎでは?もう少し相手を信用することも必要だと感じる。

あと関空の外国人用イミグレの混雑はもう少しなんとかならないのかな。嫁さんが出てくるまで1時間待ちぼうけだった。
訪日観光客の本音。おもしろいです。
口コミは重要ですが、拡散力はやや弱い。日本人はどうしても視点が偏るし海外観光地と比較した上での差別化のためには、ニセコのように外国人職員を起用してをPRするのがよいと思います。
「あの匂いが嗅ぎたくなる」とか最高に面白い感想ですね。感じるものが全然異なる、日本人が見えていないものがたくさん見えてる、こういうことが観光のヒントになっていくんだと思いました。非常に面白い記事!
この連載について
高い経済成長を実現し、世界中から注目が集まるASEAN(東南アジア諸国連合)。インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ブルネイ、ラオスの10カ国からなる成長マーケットは今、どのような状態にあるのか。シンガポールに駐在するASEANエキスパートが旬な話題を現場から解説する。