東大が首位転落、7位に アジア大学ランキング
コメント
注目のコメント
東京大学は2015-2016の世界ランキングで既にシンガポール国立大学と北京大学には抜かれていたので、大きな驚きはないですが、トップ100に入ったのが14校と前年から5校も減っていることの方が大きいです。
細かな順位は指標のつけ方で動くものですが、中国が上がってきて、日本が落ちてきていることに対しては、THEのレポートでも5年前と比べて大きな変化だと指摘されています。
追記:
最近の大学ランキングは一般認知されているので、留学先を検討する際にも使われます。そうなると順位が落ちることは、そのまま優秀な留学生の獲得機会の減少にもつながります。細かなランキングの変動は気にするほどではありませんが、全体傾向としての落ち込みは直視すべき課題です。インターネットの普及により、世界が狭く、スピード感が上がったのが大きいかと思います。例えば論文を投稿するのでも、ほんの20年前までは紙の原稿を郵送し、それが、査読者に郵送され、というように、時間も手間もかかっていました(僕もこの時代は経験していないですが)。今では、ワードで書いてpdfにして、投稿サイトにアップロードすれば完了です。査読期間も以前より(多分)短い。
こうやってハードルが下がってしまうと、言語的に壁の少ないところの方がやはり有利です。留学生なんかも、英語ベースの大学の方がチャレンジしやすいですし。
その意味で、日本は対応が遅れてしまったということなんだろうと思います。それだけ経済力も落ちてきたって事だよね。これまで総花的にすべての分野に予算を振り向けてきたけど、選択と集中をするしかないところまで追い込まれてるわけさ。Fラン大学とか当然切り捨てでしょう。