「才能ない」生意気な子供でも天職は見つかる
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数学 x 才能開花のトピックについて、今回は数学者の秋山仁先生と対談させて頂きました。
秋山先生は研究によって数学の世界を探求するだけでなく、数学の面白さや、学ぶ姿勢そのものを広く伝えておられます。
対談では、その真摯な姿勢や、必ずしも順風満帆ではなかった学びの変遷の話を聞いて目頭が熱くなりました。
生まれつき才能がある人なんてほとんどいません。好きで何年も続けたから、上手くなっただけ。ただし、続けたからといって、それが報われるとは限らないからね。
僕の座右の銘は、「努力は報われず正義は滅びる」という言葉なんだけれど、知っての通り、努力しても報われる人もいれば、そうじゃない人もいます。でも、この言葉は「それでも報われにくい努力を続けなさい」「正義は強くいつも勝つなんて甘っちょろい考えはやめなさい。でも、正義を貫くべき」と反語的に言っているんです。100%報われる努力なんてありません。だけれども、努力を続ける姿勢や、続けたことで得られたものは非常に尊い。
という言葉には重みがありました。
ちなみに、先生が館長を勤めておられる数学体験館は、円周率、振り子の法則やサイクロイド、最密充填などといった高度な概念を、小学生にも分かりやすい形で体験できます。
飯田橋から徒歩すぐで、おすすめです!
https://oae.tus.ac.jp/mse/taikenkan/私も先輩から「清水って本当にバカだよね」と良くほめてもらいます。(そう言えば、おとといも言われました)
私もバカで良かったと思うし、「バカにしか見えない世界がいっぱいある」とはおっしゃる通り。でも、天才だったら見える世界もいっぱいあるんだろうなとも思います。
バカとか天才とか関係なく、自分というものを受け入れられれば、一生懸命になれる天職が大抵見つかります。
そもそも「自分」を受け入れるというのは「自分のやっている仕事」も受け入れることなので、仕事が勝手に天職に変わるんですよね。数学者秋山先生の良記事。IQや才能よりも、好奇心と志、不屈の精神の大切さ。最新の教育学・心理学の研究でも科学的に解明されている。すべての人を育てる人たちに理解してもらえたらいいなあ。