6月終了のNOTTV。ネット業界なら日本の歴史上最大の累損1,166億円でドコモに吸収合併・解散へ
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ネット業界なら歴史上最大だろうけど、周知の通りネット業界じゃないしね。過去にAT&Tワイヤレスへの投資で1兆円の損失を出しても、余裕の会社ですよ、ドコモというのは。いい悪いではなく。むしろ、こんなもんなんだ、というくらいな気すらします。ポジティブに考えると、ドコモはこの事業を通じて、コンテンツの企画製作に関するノウハウを割と蓄積できたんじゃないかなと思いますし、ネットワーク力が肝となるこの狭い業界で、ある意味インサイダーになれたのは大きいと思います。民放各局と代理店、そして事務所や制作会社と、予算の大小はあれ、数をこなしてますから。これは、ドコモがもしメディアエンターテイメント事業を強化していく流れにあるなら、安くはないが、高くもない勉強代だったんじゃないかと思います。やはり製作委員会の一員として、ちょい噛みするのとは全然違いますしね。dTVやdアニメ、そしてパフォームとの話。もっと拡大解釈すれば、ひかりTVなど含めて、今後に生きてくるかもしれませんよ。
(1)ユーザーそっちのけ政治まみれのサービスがうまくいくわけない、(2)構想時点から泥沼の周波数抗争で何年も無駄にしてサービス開始時にはすでにオワコンだった、という二重の意味で、最初からスジの悪いサービスでした。総務省のメンツを立てないといけないために、さっさと手仕舞いすることもできず。
泥沼を招いた原因である、クアルコムとKDDIの連合が取っていたとしても、サービスは失敗していたと思われます。(当時クアルコムが世界各地で展開していた類似のモバイルテレビも失敗している)それでも、さっさとオークションで割り当ててさっさと失敗していれば、これほど深傷にならずに済んだと思います。
それにつけても、周波数オークションはやるべきである。下記を見ると、株主はドコモが60.45%、フジが6.05%、スカパーが6.00%、日テレ、TBS、電通がそれぞれ4%など。ドコモには連結されていたはずだと思うのだが、まぁ累損1000億円以上出している中で、毎年純利益4000億円以上出しているわけで…良くも悪くも、大企業のリソースというのはすごい…
http://info.nottv.jp/mmbi/2011/11/29/0210.html