LINE株式会社のNY、東京同時上場は、初めてのケース アフターマーケットで勝負するならNYの方が有利
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注目のコメント
こうしたマーケットのテクニカルな分析は非常に面白いですね。
上場初日にあたっては本当に色々なことを考えます。
本当にここまでのプライシングを、考えているかどうかはともかく、こういう側面から株を考えることは、経営者の思考をシミュレーションしているのと同じで、企業分析としてはとても優れています。上場初日に買いを入れる際には東京よりもNYのほうが確実に約定できるというのはたしかにその通りの可能性が高いかと思います。東京とNYの価格差を利用すればそれなりの儲けを出せるかもしれませんね。もちろんうまく泳ぎきれればの話ですが。
「個人投資家として正しいストラテジーは、円建てで、東京マーケットでLINEを買おうとするのではなく(=なぜなら買い気配のままで、いつまでも買えないリスクがあるから)、東京マーケットでの取引が始まる前に、ニューヨークでLINEのADR(ティッカーシンボルはLNになります)に飛びつくというやり方のほうが確実に約定することができる」「ニューヨークは東京の後塵を拝するわけだから、すごすごと東京で付いた取引初日の株価に追従する格好で、盛り上がる事なく淡々と取引が始まることが予想される」
しかし、NYの方が先のため「ごく一握りの投資家の独断と偏見でニューヨークの初値が決まってしまうリスク」と「安定操作をどうエクセキュートするのか、未知数の部分が大きいということ」の懸念がある。
すると、まずNYで「パッとしないデビューになるリスクがあるわけだけど、その数時間後、東京証券取引所でトレードが開始されると買い気配のままでスルスルと値が切り上がる」可能性がある。
「つまりチョロチョロと始まったディールが、後になって東京からの需要でだんだん値を切り上げる……そうなれば、嫌でもニューヨークの投資家もLINEという株に注目」する。
マーケットってこうやって見るのですね、勉強になります。
そして7月のIPOがより楽しみなりました!