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注目のコメント
日本で珍しい、生粋のテクノロジースタートアップ。ソフト、ハード、ネットワークを手がけ、融合させてきた西川社長の人生自体が、PFNの強みを象徴しています(この3分野を横断的にカバーできる人材は極めて希少)。今後は、チップなどハードウェアも手掛ける可能性があるそうです。
今回のPFNをはじめ、個人的にPEZYにも注目している。PEZYとはAGI技術(Artificial General Intelligence)を手掛けるベンチャーであり、東大出身の斉藤元章氏が創業。斉藤社長は従業員20人にも満たないベンチャー企業を率いて、わずか開発開始1年後の2015年6月の世界ランキングでは、1位から3位まで独占するという快挙を成し遂げた。
「エクサスケール」のスパコン製造に注力し、同スパコンは「京」の100倍もの性能を持つと目される。これにより、いくつかの点でコンピューターの知性が全人類の能力を凌駕し、人類史上最も巨大で、本質的で、根源的な変革がもたらされるとも。
★国産スパコン“PEZYシステム”がGreen500の1~3位を独占
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/714768.html宇宙物理学の研究で流体力学の基礎方程式を解くためのコーディングをすることがあるが、コーディング一つとっても才能が必要だと感じる。
例えば、微分方程式を紙と鉛筆で解くことと、コンピューター上でプログラムを組んで解くことは目的が同じでも、必要な知識やセンス、スキルが全く異なる。大雑把に言っても、とある現象を見て微分方程式をたてる能力、たてた微分方程式を紙と鉛筆で解く能力、その微分方程式をコンピュター上でプログラムを組んで数値的に解く能力などが必要だ。二番目に関しては、手できちんと解ける微分方程式は限られているので、方程式をぱっと見て物理的に正しそうな解を予想する能力と置き換えてもいい。これらを同時に高いレベルでこなせる人間はなかなかいない。
そもそも、一人の非凡なプログラマーは一騎当千だ。凡庸なプログラマーを束にしてもかなわない。その上、最先端のコンピュターサイエンスや情報科学にも深い理解のあるエンジニアだとしたら、その競争力は、ちょっと想像しただけでも抜群だろう。