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【桃田健史】AI、IoT時代に、トヨタは王座を保てるのか?

NewsPicks編集部
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  • 東京理科大学 IDM 教授

    最初に断っておくが、僕の最初の仕事(コンサル)で一番深く関わったクライアントは自動車メーカーさんで、一番勉強させてもらったのも自動車メーカーさんとの案件だった。その意味で、自動車産業には愛着もあるし、恩義も感じている。

    しかし、ここ20年の自動車業界の「産業レベル」でのイノベーションの無さには驚きを禁じ得ない。もちろん、「個別製品レベル」ではハイブリッドなど、さまざまなイノベーションが起こっている。しかしながら、「産業レベル」で見れば、新規参入や敗者退出などの新陳代謝が少なすぎる。それは、自動車という高度に「擦り合わされた」製品だから、オープン化するより自社グループ内での開発・製造精度を上げたほうが、より顧客のニーズに対応できる製品を作れるというのが従来の説明だが、僕はずっとそうではないと思っている。そもそも、産業構造をオープンにして、新規参入を促そうという仕組みづくりの思想が、官民ともになさすぎる。その結果として、「内側」からの産業イノベーションは遅々として進まず、結局Teslaなどのまったく異業種からの参入を待つほかなかった。

    記事内で、フォードが、自動車ビジネスから、トランスポーテーションビジネスへの転換を狙っているとのことだが、その方向性にはまったくもって同意も納得もするのだが、「ようやく、この段階なんだ」という感がある。アメリカを代表する巨大ハードウェアメーカーだったIBMが、ハードウェアビジネスを整理し始めて、サービス事業体への転換を図ったのは、2000年代初頭。もう15年も前である。このような産業ダイナミズムが、自動車産業にはなさすぎる。昨今の若者のクルマ離れが語られるようになって久しいが、単に、クルマを利用するという「動機」と「目的」の変化に、自動車メーカー、いや産業全体が、対応できていないだけだと思う。

    トヨタのAI分野への積極投資も、意味が無いこととは思わないが、トヨタだからこそできる、産業プラットフォームの開放のような取り組みとぜひ絡めて欲しいなと思う。毎年2兆円もの純利益を生み出すくらいなら、基盤ソフトウェアを完全オープンソース化するとか、ケータイキャリアのMVNOのような仕組みをサードパーティーに提供するとか、広い意味での「モビリティ」にイノベーションを生み出すようなワクワクする取り組みをぜひしてもらいたいと思っている。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    iPhone型の自動車分野でのアプローチをやっている会社はまだないので、ここが勝機だと思うし、トヨタさんにもそういう風に言ったことがあります。


  • イノベーションは過去を自己否定をすることでもある、例えば今のトヨタも本気で自動運転にいけば、新規で車を今までのようには売れなくなるかもしれない、実例でいけばPublic Cloudの分野ではIBMがAWSに負けているように、今のタイミングで思い切り舵を切れば売上は当然のごとく下降する可能性が高いからです。そのエッジの効いたジャッジをするには強烈なリーダーシップが必要。そういう意味での「決死の覚悟」なんだと思います。


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