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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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連載第15回はMakey中村さん編完結。

スタートアップには、良かれと思って善意でアドバイスしてくれる人が沢山いる。でも、全てを取り入れていたら、いたずらに業務・組織を混乱させてしまうだけ。

経営としての意思、判断は必須で、起業家は複眼的なアドバイスを聞きながらも、最後はどれを実行するかを自らが判断する必要がある。

僕も、投資先や起業家にアドバイスを求められた時は、「こんな見方もあるよ」、「こんな選択肢も、あんな選択肢もあるよ」とオプション出しはするようにしているが、1つの解を押し付けたり、判断を肩代わりしたりしないように注意している。

スタートアップの場合、机上でベストな答えよりも、起業家が本当に腹落ちして死ぬ気で実行できるベターな答えの方が、圧倒的に成果があがる。
スランプの選手に、心理学者はメンタルの問題だと言い、ストレングストレーナーは筋力の問題だと言い、栄養士は栄養の問題だといい、コーチは根性がないと言う。
スタートアップは自分たちのビジョン・価値観を形に落とし込んだ軸の設定が大事なんですね。

一方で、企業が成長してしまうと、その軸が足かせになって、新しいことに挑戦し辛くなる…。

軸を設定した上で、どんな変化にも対応できる柔軟さを備えておくことも、起業家には求められるのでしょうか?
起業をしている人間の個人的な意見ですが、起業の最大の価値は、起業して事業を運営して行く中で育まれる人間性だと思います。

アドバイスをどう受け取るかはその人次第だとは思いますが、事業を運営してく中で、自分自身と葛藤しながらも前に進んでいくプロセスに一番価値があり、生まれてきたものが自分自身の軸となるのではないかと思います。
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